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「ネックはヒロイン・杏の顔!?」『あまちゃん』の呪縛付きまとう次期朝ドラ『ごちそうさん』の前評判

gotisousan0912.JPGNHK『ごちそうさん』公式サイトより

 “3世代で楽しめる朝ドラ”として人気を博す『あまちゃん』(NHK)も、いよいよラストスパート。今月30日からは、杏主演の新番組『ごちそうさん』がスタートする。

 同作は、食い倒れの街・大阪を舞台に、東京から嫁いできた卯野め以子(杏)が関東・関西の食文化の違いを克服しつつ、自ら作る料理と夫への愛情で、大正~昭和の時代を生き抜いて力強い母へと成長していく物語。出演者は杏のほか、財前直美、吉行和子、宮崎美子など、派手さはないが安定感のある俳優らを揃えている。

 10日に行われた“ヒロイン・バトンタッチ”セレモニーに出席した杏は、「明治から大正、昭和と、和食から洋食へと変わっていく時代のおいしいところを切り取ったドラマ。みなさんにお腹の空く朝を届けしたいと思っています」と意気込みを語った。

 そんな『ごちそうさん』の前評判を、12日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。

 一週間分を見た同誌の記者によれば、「毎回、オムレツ、ステーキ、ミートパイなど、豪華料理が3~4品出てくるが、ちょっとしつこい感じで食傷気味になりそう」といい、2日の完成披露試写会に訪れた記者らも「杏はイメージが暗すぎる」「目立つ脇役がおらず、話題性に欠ける」と評判はイマイチ。

 杏や財前らが出席した会見もまったく盛り上がらず、無表情で台本を読み上げるように受け答えをする杏に「2~3質問終わると、会場はシーンとなってしまった」とか。

 さらに記事では、2年前に放送されたドラマ『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)で杏が演じたベラ役を挙げ、「(ベラ役は)顔がイメージにぴったりだった。妖艶な高笑いやしぐさも堂に入っていた」「ベラのイメージが強すぎて、朝の顔としてはしっくりこない」としている。

「アイドル業界や震災を描いた『あまちゃん』、押し付けがましく騒がしいヒロインのキャラが賛否を巻き起こした『純と愛』と、最近は刺激的な作品が続きましたが、『ごちそうさん』は久々に朝ドラの伝統にのっとったような“らしい”ドラマ。毎朝、習慣的に眺めるにはちょうどいいと思います。ただ、杏さんがビジュアル的に地味だという点は否めません。また『あまちゃん』と比べてしまうと、物足りなさを感じるでしょう」(テレビ誌編集者)

 “『あまちゃん』の後”というハンデを背負ってのスタートとなる『ごちそうさん』。食を題材とした朝ドラは、根強いファンを付けることができるだろうか?

最終更新:2013/09/17 08:00
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