フジテレビ“焼き直し商法”の極北……54歳W浅野の『抱きしめたい!』復活に「誰得!?」の声
#テレビ #ドラマ #フジテレビ
25年前の人気トレンディドラマ『抱きしめたい! I WANNA HOLD YOUR HAND』(フジテレビ系)の続編にあたるスペシャルドラマ『抱きしめたい!Forever』が10月1日に放送されることが発表され、早くも賛否が飛び交っている。
連続ドラマは、1988年に浅野温子、浅野ゆう子がW主演を務め、トレンディドラマの先駆けとして人気を博した。2人は当時“W浅野”と呼ばれ、ファッションやライフスタイルが若い女性たちの憧れに。連ドラ放送後もスペシャルドラマが何度か放送され、前作が放送された99年以来、14年ぶりの復活となる。
新作では、夏子(ゆう子)の夫・圭介(岩城滉一)に、隠し子がいることが発覚。離婚の危機に面した夏子を、優しく慰める26歳の従業員・リュウ(市原隼人)だが、この2人の間にも深い秘密が……。一方、会社社長兼、ライフスタイリストとして雑誌などで活躍する麻子(温子)には、58歳で離婚歴ありの独身・恭一郎(草刈正雄)との新たな恋が訪れる。
主題歌は、25年前にカルロス・トシキ&オメガトライブが歌った「アクアマリンのままでいて」を、Every Little Thingがカバー。現在、52歳(ゆう子)と53歳(温子)のW浅野だが、劇中の設定は共に54歳。現在、YouTubeで公開されているダイジェスト動画を見ると、市原と浅野ゆう子演じる2人の恋愛を示唆させる意味深なシーンや、「54歳の恋は素敵かい?」「火遊び!?」「好きになっちゃったんだも~ん」といった恋愛ドラマらしいセリフが飛び交う。さらに主演の2人は、ウエディングドレス姿も披露するようだ。
14年ぶりの復活に関して、ネット上で「W浅野は2人ともキレイ!」「懐かしい」「石田純一出てないのか、残念」と楽しみにしている中年女性がいる一方で、「こんな企画、誰が考えて誰がOK出したんだよ」「年寄りの恋愛ドラマなんて、誰が見るんだよ」「ギャグ?」「いや、抱きしめたくないよ」などという声も。
また、『料理の鉄人』を13年ぶりに復活させた『アイアンシェフ』や、97年の『ビーチボーイズ』を彷彿とさせる月9ドラマ『SUMMER NUDE』、11年ぶりに復活した『ショムニ2013』など、昔に成功した番組の焼き直しや続編が目立つフジテレビに対し、「またフジの焼き直し商法か」「どれも結果出てないのに」「過去にしがみ付きすぎ」といった声も聞かれる。
「正直、『抱きしめたい!Forever』を求めている層が見えません。最近、フジに対し『考え方の根本が時代に取り残されている』という意見が増えている。6日に行われた10月の改編発表会では、『楽しくなければフジテレビじゃない』という精神を掲げていましたが、81年の局のスローガン『楽しくなければテレビじゃない』となんら変わらない。上層部やプロデューサーたちが変わらなければ、フジ独特のバブリーで古い精神は変わらないでしょう」(テレビ誌ライター)
W浅野は、視聴率低迷にあえぐフジテレビの救世主となるのだろうか?
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