「また“ゴリ押し”ですか?」巨匠・宮崎駿引退の裏で白眼視される、実写版『魔女の宅急便』
#オスカー #武井咲 #剛力彩芽 #スタジオジブリ
『となりのトトロ』や絶賛公開中の『風立ちぬ』で知られる巨匠・宮崎駿監督が、長編映画の製作から引退を発表。6日、都内で記者会見を行った。
この衝撃ニュースに、スポーツ紙やワイドショーはこぞって取り上げ、宮崎監督の功績をたたえたが、その裏でビミョーな空気となっているのが、来年公開予定の実写版『魔女の宅急便』だ。ヒロインのキキ役には、2011年11月の「イオン&オスカープロモーションガールズオーディション2011」でグランプリを獲得した、新人女優の小芝風花が抜擢。同作は宮崎アニメとは一切関係がなく、作家・角野栄子の同名児童書を原作として製作されているが、世間一般のイメージとしては「魔女の宅急便=ジブリ」が定着しており、宮崎引退の報を機に、このキャスティングについてネット上で再び物議を醸しているのだ。
オスカーといえば、米倉涼子を筆頭に上戸彩、武井咲、剛力彩芽ら人気女優を次から次へと生み出しているが「その手法は一貫していて、売り出したい子をまずはタダ同然のギャラで連ドラに主演させ、箔を付ける。その後、連ドラ主演の看板を武器に、CMなどの広告で回収するんです」(芸能プロ関係者)という。
だが、最近では世間一般にも「オスカー手法=ゴリ押し」の解釈が定着。とりわけ武井や剛力には、いわれなき誹謗中傷が相次いでおり、テレビに映っただけで「またゴリ押しか!」と声が上がり、これにはオスカーも頭を抱えているという。
その矢先の『魔女──』での小芝の抜擢。ネット上では早くも「武井と剛力が“終わった”から、今度は小芝押しかよ!」と、邪推の声があふれている。
ただ、同作関係者によると「決してゴリ押しではなく、小芝さんが本当にキキにソックリだったことが抜擢の大きな理由」で「本当に実力で主演の座を勝ち取っても、オスカー所属というだけで偏った目で見られてしまうのはかわいそう」という。
『魔女──』には、宮沢りえや尾野真千子ら人気女優も出演予定。これ以上“風評被害”が広がらなければいいが……。
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