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ホントにうまいのか? 珍級グルメハンター第7回

今にも旅に出そうなラーメン屋

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 9月になったと思ったら急に涼しくなって、今年は食欲の秋の訪れも早いかもしれないっすねぇ。

 さて、今回お届けするのはいつもとは少し違った趣向の店です。

 訪れたのは大阪府羽曳野市。駒ケ谷駅から徒歩15分ほどのところにあるラーメン屋だ。その店の名物ラーメンがこれ。全粒粉入りでエッジの利いた細麺に、鴨肉で出汁を取った少し酸味のあるあっさりスープがよく合う。

それに、花オクラや白ナス他の野菜は、店前の畑で自家栽培していて、見た目、日本そば……。えっ、そんなのオモンないって? そう、この店が“珍”なのはメニューじゃなくて店自体なんです!!

 見て見て見て!! まず、目を引くのはシルバーに輝くマニア垂涎のアメリカ製ビンテージキャンピングカー「AIR STREAM」。アルミの地肌むき出しでタマゴ型のシルエットがかわいいトレーラーが厨房になっている。

R0019_932.jpgご主人曰く「売値より輸送費用が高かった」というキャンピングトレーラー

 さらに、「なんじゃこりゃー!?」と驚くのが、白くて小さなUFOが着陸しているようなテント。これは、モンゴルの遊牧民が使う「ゲル」と呼ばれる移動式住居。これが客席になっている。

 当日は、強烈な日差しが照りつける猛暑日で、当然、ゲルの中は熱気ムンムン。外の方が涼しいかなと思ったら、なんと、ゲル内はエアコンが効いていて、モンゴルの草原気分なのだ。ビールとラーメンを食した後も、なかなか外に出る勇気が出なかった。

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