「困った時のEXILE頼み」大沢たかおが断った『ハニー・トラップ』主演が“低視聴率俳優”AKIRAになったワケ
10月スタートの連続ドラマ『ハニー・トラップ』(フジテレビ系)で主演を務めるEXILEのパフォーマー・AKIRAについて、「大沢たかおの代役」であると、9日発売の「FLASH」(光文社)が報じている。
AKIRAが演じるのは、一流商社の先端材料の研究員。同じ商社に勤める妻役に仲間由紀恵、またキーパーソン役として高嶋政伸、小澤征悦、池内博之、内山理名などの出演が発表されている。
産業スパイを題材にした同作は、サスペンス要素や、ハリウッド仕込みの本格アクションシーンが見どころのようで、AKIRAも鍛え抜かれた肉体を生かし、激しいアクションに挑むとか。
「FLASH」の記事によれば、1年以上前から主演は大沢に決まっていたものの、夏になって突然、大沢サイドが出演をキャンセル。局内は代役探しに大慌てとなったが、結局、白羽の矢が立ったのがAKIRAだったという。
AKIRAといえば、デキ婚を事後報告したペナルティーとして活動休止した元KAT-TUN・赤西仁の代役として、昨夏にも『GTO』(同)で代役主演を務めた。
かつて、反町隆史主演で35%を超す高視聴率を記録したドラマシリーズというだけあって、数字が期待されていたが、放送が始まると多くの視聴者から「大根」「棒読み」などとAKIRAの演技力を非難する声が噴出。平均視聴率も13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわず、正月に放送されたスペシャルドラマも6.7%と大コケしている。
また、今年1月クールで2番手として出演した剛力彩芽主演『ビブリア古書堂の事件手帖』(同)に至っては、“月9”史上最低視聴率である8.1%を記録している。
これ以上コケれば、いよいよ低視聴率俳優として認識されてしまいそうなAKIRAだが、フジテレビはなぜ、再び彼を代役に抜擢したのだろうか?
「放送直前の代役というのは、やはり局側も頼みづらいもの。俳優のプライドを傷つけでもすれば、所属事務所との関係悪化にもなりかねません。しかし、EXILEはその心配がない。HIROが理想とする総合エンタテインメントを実現させるためには、ドラマ出演の実績は不可欠。現在、苦戦している“役者”というジャンルの強化に躍起になっているんです。フジ側もそれを知っているので、代役となればまずノーストレスで頼めるEXILEに声をかける。演技力に関しては、局側も期待していないでしょう」(芸能記者)
確かに、現在MAKIDAIが主演を務める『町医者ジャンボ!!』(日本テレビ系)は、その大根演技ばかりが話題となり、ファンからは「EXILEの役者としての評判を落としている」と嘆く声も。2007年に旗揚げした劇団EXILEのメンバーを見ても、看板俳優の青柳翔でさえ、テレビドラマでは脇役ばかりだ。
再びの代役となったAKIRAは、10月から始まる『ハニー・トラップ』で評判を上げることはできるのだろうか?
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