“キスフレ”を助長!? 西内まりや主演ドラマ『山田くんと7人の魔女』を「理解できない」大人たち
#テレビ #ドラマ #山本裕典 #西内まりや
頻出するキスシーンがウリの学園ドラマ『山田くんと7人の魔女』(フジテレビ系)に対し、視聴者から「若者が理解できない」と戸惑いの声が相次いでいるという。
同作は、キスで特殊能力を発動する高校生の魔女たちが織りなす “新感覚スクール・キス・ラブコメディー”。初回から第4話までに、男女入り乱れ合計27回のキスシーンが登場。7日に放送された第5話では、約40分の放送中に過去最高となる14回ものキスシーンが盛り込まれた。
この14回は、すべて俳優の山本裕典がしているもので、相手は主役の西内まりやをはじめ、小島藤子、トリンドル玲奈、美山花恋、男では井出卓也など。
10代の視聴者からは、「何も考えずに見れて面白い」「明るくて楽しい」「キャーキャー言いながら見てる」と好意的な感想が圧倒的な一方で、大人たちからは「これを面白がれる若い人たちが理解できない」「不潔」といった声も多く上がっているようだ。
ここ最近、女子中高生の間では、抱き合ってキスをする男友達「キスフレ」(または「キス友」)を持つことが流行っているのだとか。あくまで彼氏とは異なるため、複数人持つことも可能だといい、このような風潮の背景には、「セックスが面倒、疲れる」「余計な気遣いをしなくて済む」といった若者の“気軽さ”を重視する風潮が関係していると言われている。
キスフレは、昨年頃から10代向けファッション誌などで特集が組まれるなど、急激に浸透。スマホ向け匿名掲示板「GIRL’S TALK」が2月に行った調査では、619人の女性のうち36%が「キスフレがいる(いた)」と回答したという。また3月には、中学3年生16人が、校庭でキスをする“集団キス”画像が、大阪府の中学生によってTwitter上に公開された。中には交際中ではない男女もいたと見られ、校長がコメントを発表するなど、異例の騒ぎとなった。
『山田くんと~』が、こういった風潮を意識して放送されているものであるかは定かでないが、多くの視聴者が重ねて見ているようで、「本当にキスフレって流行ってるんだな……」「これを否定すると、年寄りくさく見られるのか?」などと受け止め方に戸惑っているようだ。
「エッチなシーンを盛り込んだ『ラスト・シンデレラ』の成功で味を占めたでフジテレビが、後に続けとばかりに投入したのが、このドラマ。中高生から絶大な支持を集める一方で、親からは『子どもがキスを軽視するのでは?』と心配の声も上がっているそうです。また、最近は人にキスを見られることを『恥ずかしい』と思わない若者が増えており、ある埼玉県の中学校では、授業中に教師の目を盗んでキスフレとキスをする行為が流行ったために、学校中で大問題となったそうですよ」(週刊誌記者)
次回、第6話の予告映像でも、山本と女優の小林涼子のキスシーンが複数回登場している同ドラマ。今後もキスフレの文化を助長しそうなキスシーンが“むやみに”登場しそうな予感だ。
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