映画賞総ナメの阿部寛に現場は大困惑!?「編集にまで口を出してきて……」
#阿部寛
昨年、ヨコハマ映画祭、ブルーリボン賞、日本アカデミー賞において最優秀主演男優賞を総ナメにした阿部寛。いまや大河ドラマの常連にもなり、名優の域に突入した感もある彼だが、現場からは困惑の声も聞こえてくるという。
「実は、最近の阿部さん、どうやら編集の現場にも顔を出してるようなんです。編集というのは当然、基本的には編集スタッフやプロデューサーの仕事ですし、監督も毎日ベッタリついているワケではありません。それなのに、阿部さんがしょっちゅう現場に来て口を出すので、スタッフが困惑してるようです」(映画関係者)
そもそも、映画の最終編集権は主演俳優でも監督でもなく、プロデューサーが持っているというのが一般的だ。
「例えば、主演の人が『このシーンは残してほしい』とか、監督が『このシーンはどうしても入れたい』と言っても、それを最終判断するのはプロデューサーなんです。当然、撮影の段階でそういった話をすることはよくありますし、台本に口を出す俳優さんもいますが、編集の現場で口を出す人はほとんど聞いたことがありませんね。まあ、阿部さんもよかれと思って言ってるんでしょうけど、それは編集スタッフを信用していないとも取られかねないですよ」(同)
かの織田裕二がセリフや演出に口を出すことは有名だが、編集にまで口を出しているとは聞かない。ヒットドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の水谷豊も、キャスティングには口を出すが編集には口を挟むことはないというから、阿部の行動がいかに珍しいかが分かる。
さらに、こんな話も。先日、福山雅治が主演した東野圭吾原作の『真夏の方程式』についても、阿部がこうつぶやいていたそうだ。
「阿部さんは、東野さんの『新参者』や『麒麟の翼』に出演していて、『東野さんの作品といえば俺だろ』という自負があるみたいで。そんなことを冗談で言っていたら、尾ひれがついて『福山憎し!』みたいな話になって耳に入ってきましたよ。まあ、それで干されるってことはないと思いますが、よく思われないのは確かですね」(芸能事務所関係者)
名優たるもの、謙虚でいてほしいものだが……。
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