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新旧アニメソングのパワーを再確認!「アニサマ2013」全日リポート

anisama0824.jpg(C)Animelo Summer Live 2013/MAGES.

■バンドサウンドと熱いパフォーマンスで、ガッツリ盛り上がった2日目

 華やかなステージが展開した初日に対し、2日目のテーマは「パワフルなパフォーマンスと、バンドサウンドによる見ごたえあるライブ」だったのではないだろうか。その方向性は、angelaとZweiのコラボによるオープニングアクト「バリバリ最強No.1」(アニメ『地獄先生ぬ~べ~』OP)で明確に示されていた。

 続いて登場したのは、2年ぶりの出演となるflipSideだ。出世曲「only my railgun」(アニメ『とある科学の超電磁砲』OP)をラッパー・motsuとコラボし、会場を大きく盛り上げた。

 さらにサブカル趣味全開の個性派声優・上坂すみれ、「蟹蟹蟹蟹!」という謎の蟹押し曲「カニ☆Do-Luck!」(アニメ『あいうら』OP)を引っ提げて登場した「あいう(はーと)らぶ」、「ニコニコ動画」からデビューを果たした男性シンガー・Geroなどがノンストップで登場し、力強いライブを展開した。
 
 怒涛の序盤戦を終え、中盤に差し掛かると、今度はハードなバンドサウンドによるステージが続く。

 まずは、オープニングでも活躍した女性2人組のロックユニット・Zweiが、アニメ『ROBOTICS;NOTES』OP「純情スペクトラ」を叩き込むと、意外にもアニサマ初出演の中島愛がパンキッシュなガールズポップ「そんなこと裏のまた裏話でしょ?」(アニメ『琴浦さん』OP)でキュートな歌声を聴かせる。

 また、タイムボカンシリーズでおなじみのシンガーソングライター・山本正之が、女性声優ユニット「七森中☆ごらく部」やアイドルグループ「アフィリア・サーガ」とのコラボで「逆転イッパツマン」「ヤッターマンの歌」でオールドアニメファンを感涙させたかと思えば、声優・鈴木達央ことTa_2とペインター・Yorke.による異色のロックユニット・OLDCODEXが現在話題沸騰の水泳アニメ『Free!』OPテーマ「Rage on」で最高にエモーショナルなバンドサウンドを披露した。

「プロデューサーさん! アニサマですよ、アニサマ!」

 中村繪里子の元気な声がアリーナに響き渡る。

 ゲーム『アイドルマスター』から生まれたユニット「アイドルマスターミリオンスターズ」が8年間かけて培ってきた匠のライブで会場を盛り上げた後、今年メジャーデビュー10周年のangelaが「僕じゃない」(アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』ED)、「KINGS」(アニメ『K』OP)のほか、デビュー曲をはじめとする代表曲5曲のメドレーを演奏。ハードロックとシンフォニックなアレンジが融合した、angelaサウンドがアニサマ2013全体の折り返し地点を壮大に盛り上げた。

 2日目終盤戦には、シークレットゲストとして土屋アンナが出演。『仮面ライダーフォーゼ』OPテーマ「Switch On!」を熱唱したほか、アニソン界の誇るロックディーヴァ・LiSA。そして武道館、横浜アリーナを制覇し、来年にはアニサマ2013の会場であるさいたまスーパーアリーナをワンマンで埋めてしまおうという最強のアニソンロックユニット・GRANRODEOがヒット曲を立て続けにドロップする。

 クライマックスでは、GRANRODEOのライブでは定番となっているデビュー曲「Go for it!」における「I.G.P.X」コールが何度も炸裂。名実ともにアニソン界随一のライブバンドとして君臨する彼らの、王者の風格を感じさせるアクトであった。

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