【散歩師・朝井がゆく!】vol.21
ぼっち参戦も可能! 大人が本気で遊ぶ美術館『おもちゃ美術館』
2013/08/30 16:00
#サブカルチャー #散歩師・朝井がゆく!
「道祖神土鈴(長野)」。この二頭身と唇の存在感。袖には「米」の字が。
「岐阜の張り子(岐阜)」。見透かされているような目。
「八朔人形(栃木)」。質素な顔立ちが、いい味を出している。
けん玉やだるま落としなど、昔ながらの昭和おもちゃを堪能できるのが「おもちゃの街 赤」の部屋。その隣の「おもちゃの街 黄色」では、ドイツのオストハイマー社製の高級な木のおもちゃや、一風変わったサイエンストイなどで遊べる。
構造学を学ぶおもちゃ「スフィア」。ボール程度大からぐんと広がる。
これだけでもずいぶんな数のおもちゃと触れ合ったが、ここまででまだ半分。部屋だけでなく、廊下にもところどころにおもちゃが置いてあり、通りすがりに軽く遊びつつ、次の部屋を目指す。部屋と部屋の移動ですら絶え間なくおもちゃ。ストイックにおもちゃ。おもちゃ以外のことを考える余裕もない。
足の倍くらいの大きさの巨大ぽっくり。「モクバイク」というおもちゃだ。
奥の部屋「おもちゃ工房」では、かざぐるま作り体験をやっていたので参加してみた(作るおもちゃは日替わり)。
ボランティアスタッフの“おもちゃ学芸員”さんに教えを請う。
上の写真では、楽しそうにスタッフさんに教わっているように見えるが、折り方の表裏を間違え、糊を塗る場所を勘違いしと、あらゆるドラマチックな出来事があった後の、付きっきりで教えてもらってホッとしている図である。図工の授業では誰よりも作品の完成が遅かった記憶が蘇った。工作が不得手な星の下に生まれた以上、もう一生こうなのだろう……。
居残り……。他の参加者はとっくに完成。
意外と没頭するのが、世界中のアナログゲームを体験できる「ゲームの部屋」。見覚えのあるボードゲームにテーブルサッカー、正式名称のよく分からない中国の謎のパズルなどが置いてある。日によっては日本テーブルサッカー協会の日本代表選手が教えに来てくれることもあるらしい。
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