実質“クビ”のプロ野球・松坂大輔が極秘で狙う「日本球界復帰」への秘策
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メジャーリーグ・インディアンス傘下の3Aに所属していた松坂大輔が日本時間21日、チームとのマイナー契約を解除した。本人の希望に応じた動きで、今後は自由契約選手として全球団と交渉が可能になるが、実は水面下で「日本球界復帰」の秘策を練っているという。
左ワキ腹の故障などもあり、今季は一度もメジャー昇格がなかった松坂。
「前所属球団のレッドソックスには6年所属しましたが、故障と出場機会を求めて移籍。ところが、インディアンスでも3Aでこそ調子を上げていたものの、メジャーでの登板はかなり厳しかった」(MLB担当記者)
かつて甲子園を沸かせた“怪物”も、気づけば32歳。今後、メジャーにこだわって動くのもアリだが、現実的には「妻や子どもたちの環境も考えたら、そろそろ日本球界に復帰したほうがいい」という見方も。そんな中、実は松坂自身もそれに向けて動いていたというのだ。
「一部スポーツ紙では来季、ブルワーズに移籍する方向で固まったといわれていますが、実は7月に入ってから、松坂が日本の球界関係者に『来季からそっちでやりたい』という意思表示と相談のためにコンタクトを取った。彼の近しい関係者も、すでに在京セ・リーグの某球団に極秘であいさつに行っているほどです」(別の球界関係者)
ただ、本人も「復帰のシナリオ」にはかなり気を使っているようだ。
「要は、力が落ちて出戻りになったという形で、日本球界に復帰したくないようなんです。まぁ実質的にはそうなるでしょうが、メジャー移籍前に日本球界でトップクラスの投手だった松坂からすれば、プライドが許さないでしょう。そうなると、彼とゆかりのある指導者の下やチームがベスト。ただ、古巣の西武は若手投手も多く、割って入るのは厳しいです」
となると、ウルトラCは「指導者とチーム」が合致した場合だ。
「以前から松坂本人が行きたがっているのは、高校時代を過ごした横浜のDeNAベイスターズです。現在は、中畑清監督が率いていますが、今年の成績状況によっては退陣する。そこに、西武時代の恩師・東尾修氏が就任すれば『再び東尾を胴上げしたい!』という名目が立つというシナリオです」
目下、中畑ベイスターズはクライマックスシリーズ出場も決して不可能ではない位置にいるが、もしかしたら松坂だけは“敗退”を望んでいるかも……?
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