これぞ歴史的瞬間! キズナ&オルフェーブル出走の「凱旋門賞」現地観戦ツアーが熱すぎる!!
“クビ差の2着”雪辱なるか──。
昨年、競馬の世界最高峰レース「凱旋門賞」で、日本人は夢を見た。最終コーナー、大外から仕掛けた五冠馬・オルフェーブルは馬なりのまま先頭に立つと、一気に加速。並み居る外国馬の集団を突き離し、独走態勢に入った。
日本馬による、初の凱旋門賞制覇。競馬ファンの誰もが待っていたその瞬間が、ついに訪れようとしていたのだ。一度、二度、鞍上のベルギー人ジョッキー・スミヨンがムチを入れるとしかし、オルフェーブルは徐々に内にもたれながら失速。ゴール直前で地元フランスの鹿毛馬ソレミアにクビ差で差され、2着に終わった。
そのオルフェーブル、11月のジャパンカップこそ三歳牝馬・ジェンティルドンナに不覚を取ったものの、春先の大阪杯では単勝1.2倍の圧倒的支持を受けて完勝。宝塚記念の直前に肺出血の症状が出て心配されたが、7月には昨年に続いてのフランス遠征が発表された。
「昨年同様、今年も現地の『フォア賞』(9月15日・ロンシャン)を前哨戦にして、10月6日に同じロンシャンで行われる『凱旋門賞』に挑むことになる。結果的には、夏の休養を開けて叩いて2戦目で本番を迎えることになるので、去年以上に期待できるかもしれない」(専門誌記者)
そしてもう一頭、凱旋門賞に挑戦する三歳馬がいる。ディープインパクト産駒のダービー馬・キズナだ。今年5月の日本ダービーでは1枠1番から後方に囲まれる難しい競馬になったものの、最終直線に向くと一気に加速。先行馬をゴボウ抜きにする圧巻の強さを見せた。GI制覇こそ、まだこの1勝のみだが、今もっとも勢いに乗っているサラブレッドと言えるだろう。こちらは『ニエル賞』(9月15日・ロンシャン)を叩いてからの本番となる。
そんな2頭を迎え撃つのは、7月の「キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス」(イギリス)を5馬身差で圧勝し、GI3勝目を飾ったドイツ馬・ノヴェリストなど、正真正銘、世界トップクラスの強豪たち。無論、簡単には勝たせてもらえないだろうが、日本の2頭にも十分にチャンスがあるはずだ。
そんな今年の「凱旋門賞」を生観戦できるツアーを、近畿日本ツーリストが発売する(http://sports.knt.co.jp/other/2013/ecc2_gaisenmon/)。
このツアーをアテンドするのは、競馬レポーターの目黒貴子さん。レース前夜には目黒さんを囲んでの「大予想会&夕食会」も予定されている。また、金曜の夜22時以降の便で東京を出発し、火曜の夕方には帰国するツアーなので、「絶対に生で見たいけど、あんまり仕事は休めない!」という競馬ファンには、まさにうってつけのツアーとなっている。
日本馬による、凱旋門賞初制覇──その歴史的瞬間を見逃す手はないだろう。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事