「お笑いを10年やって……」【高村めぐみ】声優3役同時デビューの大抜擢!
#声優 #小明 #声優 on FINDER! #宍戸留美
――トリオは全員若くて美人だったのに、「だっちゅーの!」みたいなユルい感じではなかったんですね。
高村 シティーボーイズさんが好きだったので、「芝居×コントをやりたいよね」ってやっていたんですけど、いかんせんノウハウを知らず、誰かに教えてもらうわけでもないから、結局ピヨピヨピヨピヨやってるだけで……。
――でも、歌も出されてましたよね。「高飛車音頭」と「ざけんなよ! 高砂や」を聴きました、面白かったですよ!
高村 それはたまたま知り合いが作ってくれただけで、歌手活動ってほどでは……聴いたの? そんなのどこに残ってるんですか!?
――インターネットの渦の中に……。結婚する元彼にずっと文句を言い続ける歌詞で、面白かったです~。
高村 それ、私が作詞しました……。お恥ずかしい。ネットって怖いですね~。なんで残ってるんだろ~。
――風流三昧はどれくらいの期間活動されていたんですか?
高村 えっと……10年?
――そんなに長く!?
高村 いろいろあって1人抜けて、残った2人でパーティカラーっていうコンビもやってたので、その時期を合わせると、やっぱり10年弱ですね。『おジャ魔女どれみ』と『夢のクレヨン王国』をやってる期間と綺麗にかぶっているので。
――お笑いをやりながら、どうやって声優さんのお仕事を始められたんですか?
高村 偶然です。当時所属していた事務所の先輩に、ピンクの電話さんがいたんですけど、お2人が声優のお仕事をされていたこともあって、マネージャーが声優のオーディションを取ってきてくれて、たまたま私が受かった。それが『夢のクレヨン王国』という東映のアニメで、私はキャーベッタと水色大臣、シルバー号の3役をやらせてもらうことになったんですね。
――デビューで3役も!?
高村 ラッキーでしょ(笑)。だから、声優さんを目指している方には申し訳ないぐらい、運がよかったの……。
――運だけで3役は無理ですよ! そして今は、声優業や女優業だけじゃなく、マジックもやられているとか。手広いですね~。
高村 そうですね。でも、Dr.レオンというマジシャンのアシスタントをやっているだけで、私はマジックはできないですよ(笑)。できるようになった方がいいかな、と思って勉強はしてるんですけど、何もかも中途半端で……。
――プリンセス・テンコーさんも何度も大怪我されてますし、けっこう危ないジャンルですよね。運動神経は良い方ですか?
高村 ぜんぜん(笑)。よく転ぶし、ぶつかるし、スカートを履くと膝小僧が傷だらけ(笑)。アシスタントをやっていても怖いですよ! でも、変な話、舞台に上がると、自分じゃなくて“マジックのアシスタントのお姉さん”になるんです。そうやって常に自己催眠をかけています(笑)。
――他のお仕事と比べて、マジックの大変なところは?
高村 お芝居も、歌も、踊りも、本当にいろいろやったけれど、誤解を生むかもしれませんが、他の芸能は失敗してもなんとかなることがあるではないですか。例えば、終わりよければ、みたいなかんじで。でもマジックは、失敗したらトリックがあからさまになってしまって、芸能として成立しなくなってしまう。そういう意味で一番怖い芸能です。
――箱に入ってる人に剣を刺すマジックとかだと、本当に最期になってしまいますしね……。そういう危機感からでしょうか? 高村さんのブログを読んでいたら、突然『遺言』が出てきて……。「延命処置はせずに、臓器は全部提供して、残りは献体に……」って、ビビリますよ!
高村 それは、酔った勢いで、つい(笑)! でも、死んだあとの体には執着がないんですよ。それで助かる人がいるなら、焼いちゃうのはもったいなくないですか?
――あと、他のブログ記事にも、急に「私はパートタイムラバーに望まれやすい」って書いてあって爆笑しました。それも酔った勢いで?
高村 やだ(笑)! 酔った勢いでしょうね(笑)! でも、望まれやすいだけで、なってはいないですからね! そこは大事ですよ!! でも、なんでなんだろう……? 軽そうで、後腐れなさそうに見られるのかなぁ。後腐れあるのになぁ。すごいネチネチしてるんですよ、私……。
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