男性に不評?ドラマ『Woman』が描く、“女の地雷を踏む”男の自己中心主義
2013/08/20 14:00
#テレビ #ドラマ #日本テレビ #Woman
サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。
『Woman』公式サイト(日本テレビHP)より
主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、観るべきテレビ番組とその“楽しみ方”をお伝えします。
『Woman』(日本テレビ系)は、貧困と病気に翻弄されつつも、健気に生きていくシングルマザーを描いたドラマだ。私の周囲の女性たちやドラマ好きには大好評だし、シングルマザーでなくとも、「母と娘のこじれた関係性」の部分に敏感に反応しているようだ。が、男性の反応はイマイチ。実はこのドラマ、男性にこそ観てほしい内容なのだ。
主役は満島ひかり。夫を事故で亡くし、ふたりの子供を抱え、かけもちパートで糊口をしのぐシングルマザーだ。自分を捨てて、男(小林薫)と逃げたと思っていた母親(田中裕子)は、実は亡くなった父からDV(家庭内暴力)を受けていたという真実を知る。田中と小林は再婚し、ちょっと精神的に不安定なひとり娘(二階堂ふみ)がいる。満島が生活保護を申請した福祉事務所職員が三浦貴大(山口百恵の息子ね)。彼は研修医である嫁(谷村美月)との仲がうまくいかず、うっかりシングルファザーになりつつある。細かいところはもう少しいろいろな伏線があって、複雑に繊細に織り込まれているのだが、ざっくり言えばこんな背景だ。
最終更新:2013/08/20 14:00
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