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守備崩壊中のサッカー日本代表・本田圭佑“上から目線”の「J軽視発言」で燻る不協和音

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 6月のコンフェデレーション杯では3戦全敗・9失点を喫し、14日のウルグアイ戦でも2-4で大量失点で敗れた日本代表。ブラジルW杯を来年に控え、守備崩壊という“非常事態”に直面している中、本田圭佑(MF=CSKAモスクワ)の発言がヒンシュクを買っている。


 それはウルグアイ戦後の発言で、「世界トップのクラブやリーグ、欧州CLといったレベルで何十試合、何百試合とやって身につくもの。Jリーグでやってる人がどうあがいても勝てない部分。だから、僕は海外に出たほうがいいと言ってきている」と持論を展開。これでは「Jリーグ軽視」と受け取られても仕方がないところで、実際にJリーグ関係者は「海外移籍は、選手個人の好き勝手な問題だろう。それに海外に行っても、すぐに帰ってくる選手もいる」と憤りを隠さない。

「W最終予選のヨルダン戦から現在まで続く、代表の低迷を国内組に押しつける格好ですからね。Jリーグ側が不快感を表すのは当然のこと。そもそも、試合のたびに大量失点を喫してしまうのは、守備陣だけの責任ではありません」(サッカーライター)

 確かにコンフェデ杯やウルグアイ戦では、再三にわたって今野泰幸(DF=ガンバ大阪)や吉田麻也(DF=サウサンプトン)らの守備陣のミスが目立った。

「直接の原因はそうかもしれませんが、そこに至るまでの前線や中盤のプレーが問題。攻撃陣が簡単にボールを失ったり、ボランチのチェックが甘かったりすることが、守備陣のプレーを困難にしているんです。本田にしても、ウルグアイ戦ではプレスやチェックをかなりサボっていた」(同)

 こうした状況に、本田は「自分たちのやり方は間違っていない。大量失点したからといって引いて守るのはナンセンス」とまで言い切っている。

「別に、引いて守る必要はない。ただ、W杯に出場してくる国は、ほとんどが日本より格上。そうした相手に対して、ポジションを問わず高い守備意識を持たなければ、ベスト8はおろか、予選リーグ突破もままなりません。本来、日本の良さは前線からプレッシャーをかけ、ハードワークを厭わず、陣形をコンパクトに保つところ。ところが最近は、攻撃陣が規律を守らず、自分勝手に攻めてチームのバランスを崩している印象。これでは守備陣はたまったものではありません」(同)

 「世界で戦うには“個の力”をもっと上げること」が本田の持論だが、DFの内田篤人などは「引いて守ることが後ろ向きだとは思わない」と漏らし、不協和音も出かねない状況だ。また、行動が伴わない本田の発言には、「Jリーガーの心配をする前に、自分の移籍のことを心配したほうがいい」と、いまだ実現しないACミラン行きについて揶揄する声も。“上から目線”の発言もほどほどにしないと、W杯開幕前に代表チームが崩壊しかねない。

最終更新:2013/08/20 11:36
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