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コミックマーケットを筆頭に、多くの同人誌即売会はコアなユーザーのみならず、興味本位、観光目的のような参加者も増加している。もはや、事情に精通した者だけを相手にするというのは不可能なのだ。もし本当にローカルルールの通用する身内以外とは触れ合いたくないというのであれば、秘密クラブするしかないだろう。
そして、一般人の目に触れられたくないという意識を持つ人々は、同時に「表現の自由」をめぐる問題に対しても消極的だ。一般人の目に触れなければよい、あるいは、世間に目立たなければ弾圧されることもない。そもそも、自分のジャンルが弾圧することはないと、根拠もなく信じているからだ。
けれども、二次元が規制されたとして、自分のジャンルだけが平和ということなんてあり得ない。本気で場を守り、自分の表現を続けたいなら、排除の論理で動くことだけはやめたほうがよい。
(取材・文=昼間たかし)