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「モー娘。再評価の構造は、ビートルズ再評価と同じ」若いアイドルファンがハロプロにハマる理由

【リアルサウンドより】

 今年で結成16年目のモーニング娘。に対する再評価の声が高まっている。1月、4月のシングルで11年ぶりに2作連続オリコン週間チャート1位を獲得したほか、そのパフォーマンス能力や歌唱力の高さを指摘する論評も増えてきた。その流れに乗るように、9月10日には℃-uteが、11月19日にはBerryz工房が武道館での単独公演を行うことも決定。AKB48以前のアイドルシーンを牽引してきたハロー!プロジェクト全体がいま、復権しつつあるのだ。

 AKB系グループやももいろクローバーZに押され気味だったモー娘。だが、ここ数年、熱心なアイドルファンや音楽業界関係者の間で評判が高まっていたのは事実。とはいえ、露出が極端に増えたわけではなく、一般的には「コンサートでは盛り上がっている”らしい”」という状況が続いていた。

 そんな彼女たちに再び注目が集まっていることには、どんな背景があるのか? 『Tokyo Idol Festival2013』(フジテレビNEXT)『クロちゃんのIdol st@tion』(目黒FM)などのアイドル番組の構成を担当する放送作家エドボル氏は、「モー娘。再評価の構造は、ビートルズが再評価されるのと同じ」と語る。

「どの世代にも必ずビートルズが好きなアーティストがいる。例えば、奥田民生のファンだったら、彼が敬愛するビートルズも評価するでしょう。これと同様に、モー娘。好きのアイドルが表に立つ時代が来たため、外部から新しいファンが流入しているのだと考えられます。

 一昔前のアイドルは、みんな90年台後半に活躍したSPEEDが好きだった。AKB48メンバーで例えるなら、板野友美(22歳)までがこのSPEED世代です。そして、指原莉乃(20歳)あたりからが、2000年前後に大ブレイクを果たしたハロプロに憧れて育った世代で、みんな影響を受けている。その下のアイドルとなるとAKB世代で、今はまだローティーンというところでしょう。”僕が好きなあの子が好きなモーニング娘。”として、若いアイドルファンから新たに注目を集めている面もあると思います」

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