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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > “妄想工作ニスト”乙幡啓子
やきそばかおるの「土下座してでも会いたい!」第6回

くだらないモノを作り続ける“妄想工作ニスト”乙幡啓子さん

■靴のかかとを邪鬼にする

 「次はコレ」

otsu5.jpg

 「何かを踏んづけてますね」

 「ヒールのかかとを邪鬼にしてみました」

 「な、な、なんのために!?」

 「最近、ヒールの高い靴をはくのが困難になってきたんですが、『土踏まずの下にも支えのある、船底ヒールなら楽なんじゃないか』と思いまして、邪鬼をヒールにしてみました」

 「邪鬼の部分が細かい!! どうやって作ったんですか?」

 「乾くと固まる石粉粘土を、数日間にわたって彫って仕上げました」

 「頭では思い描けても、形にするのが難しそうですね!」

 「粘土細工って大変なんですよ。3Dプリンターとかで作っちゃえば早いんでしょうけど」

otsu6.jpg踏まれてうれしそうな邪鬼の顔。

 実際に、乙幡さんがはいてみました。

otsu7.jpg

 「おお~~~!」

 「『仏ファッション』ですね。フランスのファッションかと思いきや、ホトケ系のファッション」

 ちなみに、材質が粘土なので、そろーり、そろーりと歩かないとパキッといってしまう可能性があるそうだ。邪鬼の扱いは丁寧に。

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