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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > ぴんとこな視聴率5%低迷のワケ

「キュンキュンが止まらない!」のに大惨敗 Kis-My-Ft2・玉森裕太『ぴんとこな』視聴率5.9%のワケ

pinto0809.jpgTBS『ぴんとこな』公式サイトより

 Kis-My-Ft2の玉森裕太主演ドラマ『ぴんとこな』(TBS系)が、8日放送の第4話で、同作過去最低となる平均視聴率5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠で5%台を出したのは、昨年10月クールに仲里依紗主演で放送された医療ドラマ『レジデント~5人の研修医』以来となる。

 同作は、歌舞伎界の名門に生まれながらも、まったくやる気のない恭之助(玉森)と、歌舞伎とは無縁の家に生まれながら、努力でのし上がってきた一弥(NYC・中山優馬)、一弥を想いながらも、恭之助からアプローチを受けるあやめ(川島海荷)を中心に繰り広げられる歌舞伎青春ドラマ。さらに、 ジャニーズJr.のジェシーや松村北斗なども出演し、ジャニタレだらけとなっている。

 第4話では、「あやめちゃんが好きなら、奪ったらどうですか?」と一弥に挑発された恭之助が、泊まりがけで行われる勉強合宿中に、あやめとの関係を進展させようと奮闘する様子が描かれた。

 ドラマ開始時、視聴者からは「歌舞伎が題材とは、取っ付きづらい」「ジャニヲタじゃないと、初回2時間3分スペシャルはキツい」「男が見るにはちょっと……」と、厳しい感想が多く見られた。

 しかし、第4話放送後には、「低視聴率なんて信じられない!」「恭之助の優しさにキュンキュンしすぎてヤバイ!」「放送の前の日からキュンキュンが止まらない!」と、心待ちにする女性視聴者の声が目立つようになった。

 感想の傾向が変化した理由は、なんなのだろうか?

「恋愛少女マンガが原作のためか、男心に響きづらい展開も多い。単純に見るべき視聴者が絞られたのでしょう。また、以前は『素人すぎて見てられない』『声くらいプロが吹き替えるべき』と厳しい批判が殺到したジャニタレによる“歌舞伎シーン”について、回を追うごとに上達が見えるためか、『彼らの努力を応援したい』と優しい目で見る視聴者が徐々に増えているようです」(テレビ誌ライター)

 “ジャニタレが歌舞伎役者を演じる”といういばらの道を、なぜか選んだ『ぴんとこな』。同局で大成功している『半沢直樹』と大差をつけられているだけに、なんとしてもこれ以上の大コケは食い止めたいところだろう。

最終更新:2013/08/09 19:30
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