“政治色”の強さが仇に!? サザン復帰作「ピースとハイライト」の売上枚数が……
#赤西仁 #サザンオールスターズ
5年ぶり54枚目のシングル「ピースとハイライト」(ビクターエンタテインメント)を7日に発売したサザンオールスターズが、“フラゲ日”の6日付「オリコンCDシングルデイリーランキング」で、初登場1位を獲得したことが分かった。推定売上枚数は8万8,615枚だという。
ちなみに、同日発売で、サザンとの“復帰作対決”が注目されていた赤西仁の「HEY WHAT’S UP?」(ワーナーミュージック・ジャパン)は、初動7万3,856枚で、3位。2位は、韓流グループ・超新星の「WINNER」(ユニバーサルJ)で、8万913枚だった。
ポスターやライブ抽選券などさまざまな特典を付けた赤西や、握手会参加券やバックステージ招待スクラッチカードなどが封入された超新星のシングルに比べ、シンプルにおまけの違う3形態で勝負したサザン。発売前には「サザンがAKB商法にひれ伏すか!?」との声も出ていたようだが、やはり日本が誇るビッグバンドらしい結果で落ち着いたようだ。
しかし、サザンの初動枚数について、ファンの間で不穏な空気が漂っているという。活動休止前の2008年にリリースした、前作「I AM YOUR SINGER」は、初動30万枚超えを記録。総売上枚数52万枚を突破し、年間売り上げランキング3位を獲得している。
この華々しい休止前と比べてしまうと、CDが売れない時代の流れを差し引いても、サザンが8万8,615枚とは、少々寂しい気も……。
「『ピースとハイライト』の歌詞は政治色全開なため、以前からファンの間で物議を醸していた。領土問題を思わせる歌詞から始まり、歴史教育問題に触れ、桑田(佳祐)さんの政治への憤りや提案が強く込められている。桑田さんの“明るくエロい部分が好き”というファンからの中には、『ライブは行くけど、新曲は買わない』という人も多いそうです」(芸能誌ライター)
「何気なく観たニュースで お隣の人が怒ってた」という歌い出しで始まる『ピースとハイライト』を引っ提げ、今月10日から8年ぶりのスタジアムツアーをスタートさせる、サザン。今のところ2位の超新星と大差はないようだが、ウィークリーチャートでも首位となるだろうか?
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