日本版『許されざる者』佐藤浩市が激白「NG連発で渡辺謙がブチ切れていた」
#渡辺謙 #佐藤浩市
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた『許されざる者』が、渡辺謙主演で新たに映画化される。
「オリジナル版は、第65回アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ4部門を受賞した“名作”です。それを、謙さんや佐藤浩市さん、柄本明さんら名優で固め、映画『悪人』の李相日監督がメガホンを取る超大作です」(映画関係者)
撮影は昨年11月にクランクアップし、来月の公開に向け、先日完成披露試写会が行われた。その裏で、佐藤が各所で語っている“撮影秘話”が“すべらない話”としてウワサになっているという。
「それは、佐藤さんが謙さんを殴るシーンでのことです。2人は事前に打ち合わせて『本気で殴るから、一発でOKにしよう』と話していました。そして迎えた本番、プロデューサーも周囲も『よかったですね! はい、OKですね!』と言って終わろうとした矢先、監督が『すみません、もう1回いいですか?』と。それに謙さんが、『え、何? 何がダメだったの?』と詰め寄ったのですが、監督は『まあ、大事なシーンなんでもう1回』としか言わなかったんです。謙さんも渋々『じゃあ、いいよ』と。それでテイク2があって、同じように佐藤さんは本気で殴りました。周囲も『これで大丈夫ですよね? OKですよね』とかなり気を遣って言いましたが、監督は『もう1回』と……」(別の映画関係者)
これには、さすがに現場の空気が凍ったという。
「その言い方にさすがの謙さんもキレたようで、『何がダメなの?』と監督をにらんでました。現場は息をするのも緊張するくらいの空気でした。何しろ、世界の渡辺謙ですからね。結局、3回目でOKが出ましたが、見ているほうとしてはまったく違いがわからないくらい、1回目から素晴らしい演技でしたよ」(同)
その一連の出来事を佐藤は、「“許されざる者”は監督だよね(笑)」といったオチであちこちで話しているというが、この“宣伝”効果がどう出るかは、公開してからのお楽しみだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事