“握手券ドーピング”なしでもイケる! SKEシングルの魅力を解析
2013/07/25 09:00
第一線の音楽ライター/評論家が、最新アルバム・シングルチャートを斬る!
今回のレビュアーは柴 那典さんです。
2013年07月15日~21日のCDシングル週間ランキング
1位:美しい稲妻(SKE48)
2位:Loveletter/4月の雨(aiko)
3位:自由への進撃(Linked Horizon)
4位:戦姫絶唱シンフォギアG キャラクターソング1(不死鳥のフランメ)(マリア×風鳴翼(CV:日笠陽子×水樹奈々))
5位:ガールズルール(乃木坂46)
6位:Rage on(OLDCODEX)
7位:Starlight(ウルトラ超特急)
8位:BURNING UP(EXILE TRIBE(三代目J Soul Brothers VS GENERATIONS))
9位:笑顔(いきものがかり)
10位:ラッパ練習中(渡辺麻友)
『美しい稲妻 (初回生産限定) (Type-B) (DVD付) 』(avex trax)ジャケット画像
今週のシングルチャートは、SKE48『美しい稲妻』が1位を記録。秋元康がプロデュースするAKBグループのシングルが初週1位を記録するのは見慣れた光景なので、「またかよ」と思う人もいるかもしれない。「どうせ握手会でしょ?」と揶揄する人もいるかもしれない。けれど、角度を変えて分析すると、なかなか興味深いことが分かってくる。SKE48が今年1月にリリースした『チョコの奴隷』は、実はAKB48や嵐も凌駕する「2013年上半期最大のヒットシングル」で、ニューシングル『美しい稲妻』も、その路線を正統に継承した曲なのである。
セールスの数字を丹念に紐解くと、その事実が見えてくる。2013年上半期のシングルランキングは、こうだ。
最終更新:2013/07/25 09:05
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
21:20更新
イチオシ記事
山岳民族に残る「嫁さらい」の実情を追う 『霧の中の子どもたち』と日本の非婚化