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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 凍らせておいしいお菓子を研究する、製菓メーカー菓子研究家
やきそばかおるの「土下座してでも会いたい!」第5回

凍らせておいしいお菓子を研究する、製菓メーカー菓子研究家

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 「『パイの実 塩バニラアイス味』です」

 「アイスではなく、常温のお菓子として売られてるんですね」

 「常温と凍らせた時の味のギャップが楽しめます。常温で食べると、黒糖の香りと甘さがフワッと口の中に広がっておいしいんですけど、塩バニラの味があまりしないんです。でも凍らせると、塩バニラの風味が感じやすくなります。凍らせてもサクサク感は失われないので、ぜひ凍らせて食べてみてください。パッケージにも、冷やして食べてもおいしいと書いてあります」

 「お菓子メーカー側も、冷やして食べることを意識してるんですね」

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 「次は『バームロール』です」

 「出た! 全国のおばちゃんの御用達、ブルボン」

 「ポイントはお菓子の空洞です。凍らせて口に入れると、噛んだ瞬間に空洞部分の冷たい空気がフワッと口の中に広がって、気持ちいいんです」

 「食感は?」

 「常温だとしっとりしていますが、凍らせるとクッキーに近いものになります」

冷たい空気がフワっと口の中に広がる感触は、かなりヤミツキになるそうだ。

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 「次はコチラです」

 「懐かしい! 『LOOKチョコレート』ですね」

 「食べたことがある方ならお分かりだと思いますが、『LOOK チョコレート』は手で持った時に溶けやすいんです」

 「あ~、確かに!」

 「凍らせると、溶けにくくなるほか、パリっとした食感が味わえます。ポイントは、チョコの部分は凍っても、中のクリームの部分は凍らないっていうところでして。パリっとした食感の後で、中のクリームが出てくるんです。『パリッ&トロ~ン』その食感が楽しいですね」

 「すごい! お菓子のことを語る稲垣さんの目もトロ~ンとしてますね」

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