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日刊サイゾー トップ > その他  > 痛々しさ切実『七つの会議』

池井戸ドラマ両方必見?万人受け『半沢直樹』、会社員の痛々しさが切実な『七つの会議』

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。

『七つの会議』公式サイト(NHK HP)より

 主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、観るべきテレビ番組とその“楽しみ方”をお伝えします。

 ネジドラマ……もとい、小説家・池井戸潤原作の企業ドラマが話題になっている。視聴率絶好調の『半沢直樹』(TBS系)が万人にウケる、老若男女問わず飲みやすいキャラメルラテだとすれば、『七つの会議』(NHK)は良質の豆から挽いたブラックコーヒーだ。企業に勤めるビジネスパーソンであれば、後者のほうにぐぐっと惹かれているのではないだろうか。

 中堅電機メーカーの内部で起きた不正隠蔽(いんぺい)を描くサスペンスタッチのドラマで、主役は東山紀之(少年隊のヒガシね)。営業部の課長だが結果を出せず、部長からは「その顔で枕営業でもしてこい」的なことを言われちゃう始末。そんなヒガシが、営業部と製造部で結託して隠蔽している不正に気づき、サラリーマン(社隷)として生きるか否かで煩悶する物語。

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最終更新:2013/07/28 14:00
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