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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 1000種類の性癖を集める女性2人組
やきそばかおるの「土下座してでも会いたい!」第4回

1000種類の性癖を集める女性2人組

■ある意味、究極の性癖

 「性癖展に来るカップルの反応も面白いですね」

 「みんな引くんですよ(笑)。カップルで来てると最初は『性癖展だってぇ』って感じで寄ってきて興味を示してくれるけど、ボードのどこかを見て自分の許容範囲を超えた瞬間“うわっ!!”ていう顔をするんですよ。それが、見ていて『たまらん!』って(笑)」

 「究極の性癖!!(笑)」

 「心の中では『もっと嫌がれ』って思ってます。私、人のトラウマになりたいんですよ。強い感情を揺さぶった時のほうが、覚えてもらえるじゃないですか? 初対面の人を怒らせたり悲しませたりするのって、難しくないですか? でもトラウマって、けっこう一瞬で作れるから、その人は思い返してくれるんじゃないかと。帰ってからも、私たちのことを覚えててくれるかなって」

 「うんうん(いや、感心している場合ではない)」

 「好きな人も、最終的に別れるなら、別れる時にすごいトラウマを植え付けて別れたいって思うんですよ(笑)。これずっと言い続けてるけど、誰も納得してくれなくて……」

 「『日刊サイゾー』の読者なら、今ごろ大きくうなずいてると思いますよ。ちなみに、相手に植え付けるなら、どんなトラウマがいいですかね?」

 「トラウマなら、なんでもいいんですよ。なんか、ものすごいグロ画像を急に見せたりとか。私も見るから、同じトラウマを共有しようねって(笑)。昔からよくやるので、嫌われるんですけど」

 (付き合った彼氏は大変そうだな……)

 「性癖展で許容範囲を超えた性癖を見てしまって、彼氏との大事な時間を台なしにされた、と思って帰ってもらえたら成功だなと(笑)。基本、性格があまりよろしくないんですよ」

 「うんうん(いや、ここでも感心している場合ではない)」

■新鮮! 新たなる研究の誕生

 性癖を集めている2人が、新たに研究対象としているカテゴリーがある。それが「クズ」「ゲス」「カス」だ。

 「やらなきゃいけないのにやれない、ダメと分かっているのに行動に移せない、『でも』『だって』が口癖。負のルールで身の回りを囲い込み、しまいには『まあ、これが私(俺)だし』と謎のポジティブ思考にたどり着き、社会のほうが私(俺)について来いといわんばかりのクズ人間。この人たちも特殊性癖の持ち主であるととらえ、研究することにしたんです」

 初めは「クズ」について考えていたが、クズ以外にも「ゲス」「カス」に細分化できることに気づき、「クズ」「ゲス」「カス」について突き詰めていくことにしたそうだ。

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