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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > おチンチン系特集がヤバい!
珍バカライター・北村ヂンの「メンズファッション誌・激ヤバ企画ランキング」

夏本番! おチンチン系特集に賑わう男性誌「600円でギャルとヤル方法があった!」

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 だいぶ暑くなってきまして、反比例するようにやる気がグングン低下している昨今、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 私は、最近じゃ毎日の楽しみは『あまちゃん』だけという日々を送っております。もう能年玲奈ちゃんの笑顔に癒やされてばかりで、『あまちゃん』のdis記事をちょいちょい載っけている「日刊サイゾー」は許せませんよ、プンプン!

 そんな心清らかなモードに入っているので、メンズファッション誌の性欲渦巻きまくりな特集なんて読みたくないんですけど、いよいよ夏直前ということで各誌のおチンチン系特集が本気を出しております。

【今月のメンズファッション誌・激ヤバ企画ランキング】

1位・「オレらのエコエコSEXライフ」(「men’s egg」7月号)
2位・「2013年、塩顔男子がきてる!」(「MEN’S NON-NO」7月号)
3位・「オンナにモテまくって夏を楽しみ隊・そんなモテ男スクール」(「MEN’S KNUCKLE」8月号)

■ギャル人気ナンバー1の「モテ職」はガテン系!?

 さて、今月もまずは「MEN’S KNUCKLE」のストリート・スナップにつけられた、色々とアレなキャッチコピーから。

「こう見えて生徒会の副会長なのがオレなんだ」(なんでそこを自慢する!? しかも「副」会長……)
「オレの名は勝哉……青森から革命に来た男」(ちなみに「20歳まで童貞でした」とのこと。どんなアピールなんでしょ!?)
「気合いと根性が焔の赤となって燃え上がる!」(燃え上がってるわりに「ホストなのにお酒が飲めません……」と弱音を吐いています、そこは気合いと根性でがんばれ!)
「将来は官僚になる。それがオレの宿命……」(手堅い!)

 メンナク系のホスト・ファッションと、男コスプレイヤーのファッションって、現実離れした髪型、行き過ぎたコーディネイトなど共通点が多いからなのか、最近のストリート・スナップなどを見ているとメンナクモデルのコスプレイヤー率が妙に高いのに気付かされます。

 そんな読者層を想定してなのか、徐々にオタク情報も多くなっているメンナク。今月号も「ワンピ&エヴァ勝手に結末予想!!」という、なんでこのタイミングで!? という企画を敢行したり、メンモのマツタクが「とにかくNMB48の薮下柊が好きだ!」……というだけの話に丸々1ページ割いていたりしています。

 中でもボクが個人的に気になったのが「次世代アイドル青田買い!!」という企画。今、人気急上昇中の「私立恵比寿中学」「チームしゃちほこ」といったスターダスト勢にまぎれて、なぜか群馬生まれの日系ブラジル人のみで結成されたブラジリアンガールズユニット「リンダIII世」も紹介されてたり。マニアックなところに目ぇつけてますねー!

 もちろんオタク系企画ばかりではなく、おチンチン系の企画もバッチリ。それが「オンナにモテまくって夏を楽しみ隊・そんなモテ男スクール」!

 ギャルたちの対談やアンケートから、どうやって「モテ男」になるかを分析するという特集なんですが、このギャルのご意見が偏りまくりなの。「やっぱり、イイ男ほどサプライズ上手である」という例で挙げられているのが「いきなり手錠をかけられて、さらに目隠しされるの! で、車に押し込まれて、知らない場所に連れて行かれて、気付いたら空港で『コレから海外にいくぞ!』みたいなの夢だぁ~」だもん……サプライズじゃなくて拉致ですよ、それ。

 さらに「モテ職業(モテる職業)」に関するアンケート結果も偏っています。「彼氏にやってもらいたい職業」の1位が「ガテン系」、「夏っぽいカッコイーと思う職業」も1位「ガテン系」……異常なほどの「ガテン系」人気! その理由としては「彼氏にはチャラい仕事はしてほしくない!」「堅実な仕事が一番」「ニッカボッカにタオルを頭に巻くスタイルがヤバイ」などが挙げられていますが、堅実を求めるんだったらフツーの会社員が一番いいと思うけど……。

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 こうやって、ギャル男雑誌を読んでいるような男に興味があるギャルは順当に「ガテン系」が好きだったりして、ちゃんと需要と供給が成り立っているんだなぁ……と感心しつつも、「エビ中」や「しゃち」の載っているページとのギャップを感じずにはいられないボクなのでした。

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