「Feedly」と「Diggリーダー」の二択がオススメ Googleリーダー後継の本命は?
#ネット
7月1日をもって終了してしまったGoogleリーダー。乱立したRSSリーダーのシェアを、一時はほぼ独占したサービスを終了させてしまうGoogleには、怒りすらこみ上げてくる。
サービス終了が告知されてから、ネット上ではGoogleリーダーの継続を求める運動も行われていたが、Googleは聞く耳を持たないままこの日を迎えた。
筆者も、1日に2回はGoogleリーダーをチェックして、最新のニュースを取得する習慣が身に付いていた。だから、代替のリーダーを探さなければならない。真っ先に代替のリーダーとして名乗りを上げていたのが「Feedly」だが、終了が近づいた6月末、さらなる新手が登場した。北米の面白ニュースサイト(という理解でいいのか?)Diggが提供する「Diggリーダー」と、AOLが提供する「AOLリーダー」がそれだ。提供を開始するニュースが流れたのはいいが、その時点でDiggのサイトにアクセスすると「開発中なので完成したらメールするから、メールアドレスを入力してね。大丈夫! スパムは送らないよ(意訳)」と、メールアドレスの入力を促す画面が。AOLは登録するとメールで「順番待ちだよ(意訳)」という状態。間に合うのかと心配していたら、先週になり、どちらのサービスも利用可能になった。
そこで、まずは「Feedly」「Diggリーダー」「AOLリーダー」を試してみることに。どれも機能についてはリーダーの基本を押さえているが、まず利用する気になれなかったのは「AOLリーダー」だ。理由は単純で、画面に常に広告が表示されるのが邪魔なのだ。加えていえば「AOLリーダー」だけは最初に表示される画面で、Googleリーダーからの移行が表示されない(インポートへのリンクをクリックすると表示)。そうした面で一歩後れを取っているといえる。
残る「Feedly」と「Diggリーダー」を比較してみよう。インターフェースの美しさは「Feedly」が際立っている。通常のリスト表示のほか、画像メインで表示するなど表示方法が多彩なほか、キーボードショートカットなど使い勝手のよい機能を搭載している。また、先行してリリースされていたこともあって、すでに連携しているスマホアプリも多い。利用者の数が多いこともあり、Googleリーダー後継の本命としての地位は揺らいでいない。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事