「吉高由里子は脚本に振り回された“被害者”!?」福山雅治『ガリレオ』最終回20%超えならず
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福山雅治主演の月9ドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)が24日に最終回を迎え、視聴率19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。これにより全話平均は19.9%となり、今期の全連ドラ中、『あまちゃん』(NHK)に続く2位となった。
最終回は、ゲスト俳優に天海祐希を迎え、原作の中でも特に人気の高い「聖女の救済」の後編を放送。物理学者の湯川学(福山)が、ヒ素による毒殺事件の謎を追うストーリーであった。
最終回放送後に視聴者の感想を見ると、相変わらず脚本に対する酷評が圧倒的。そのほかでは、「最後まで吉高がむかつく」「吉高がジャマだった」など、岸谷刑事役の吉高由里子への毒づきが目立った。
「視聴率的には大成功でしたが、吉高さんには最後まで気の毒なドラマでしたね。新人刑事の岸谷は、湯川を含め周囲の言動にいちいち嫌味を言っては盾突く“嫌われキャラ”。その役をきっちりと演じていたのですが、不快に感じた多くの視聴者が、役を飛び越え吉高さんを批判するようになったのでしょう。
そのためか、第6話ごろから急に静かに話すようになったり、準主役とは思えないほど出番が減ったりと、岸谷刑事の役柄や扱いが二転三転してしまった。脚本に振り回されながらも、吉高さんはよく最後までついていったなあという印象です」(芸能記者)
確かに、当初見どころとされていた福山と吉高の漫才のような掛け合いは、後半ではあまり見られなくなってしまった。それに伴い、物理学にしか興味のないはずの湯川が、1人で率先して事件を解決しようと動くシーンが増えたため、湯川の人間味が増し、「もはや“変人”でもなんでもない」「前シリーズとキャラ変わり過ぎ」といった声も増えてしまったようだ。
『ガリレオ』では、多くの視聴者に受け入れられなかった吉高だが、来春には連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)でヒロインを演じるという。今度は、演技派女優としての実力が遺憾なく発揮される脚本であるよう期待したい。
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