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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 鉄道ネイルを提唱する女子鉄
やきそばかおるの「土下座してでも会いたい!」第3回

鉄道ネイルを提唱する女子鉄・久野知美さん(with“鉄ヲタ”南田マネジャー&JR企画・手老さん)

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■久野さんは、おけいはん&テレビカーで通学

 さて、そんな久野さんは、どういう人なのかというと、ある意味、鉄道エリートだ。高校・大学時代は、京阪電車で通学していたという「おけいはん」。毎日、「今日はテレビカーに乗ろうか、ダブルデッカーの車両に乗ろうか」と、鉄道ファンにとっては贅沢な悩みを抱えながら過ごしていたという。

 「当時から、鉄道にドップリとハマってたんですか?」
 「今思えば学生時代から、青春18きっぷの旅に出たり、『ムーンライトながら』で就活したりしてました。関西の私鉄の雄・京阪電車の沿線に住んでいたので、テレビカーやダブルデッカー通学が当たり前すぎて、それが普通だと思ってたんです」

 つまり、自分では女子鉄だと思っていなかったということだ。大学卒業後は大阪でリポーターとして活躍した後、08年に上京。ホリプロのアナウンス室に所属する。

 ホリプロと鉄道……。そう、その後、“あの人”と出会う運命となる。

 「2年目に、南田(裕介)さんがマネジャーになったんです。まさか、鉄道マニアの南田さんがアナウンス部の担当になるとは予想してなくて、正直にいうと“大丈夫かな?”という不安がありまして……」

 南田さんの熱烈なマニアぶりを知っていたため、「ひょっとすると、私のことよりも、鉄道のことばかり考えてるんじゃないだろうか?」と心配していたという。

 「でも、すっごくいい方で……」

 と、そこへ!

南田さん(以下、南) 「遅れてすみません、南田です」
 「ひょえ~~~!」

 ウワサをすれば影……。しかも、前の打ち合わせで一緒だったという『車両基地DVD』の監修でおなじみの、手老善さん(株式会社ジェイアール東日本企画)も登場!

手老さん(以下、手) 「すみません、私もついてきちゃいました」

 “鉄道賢人”そろい踏みである! 南田さんと手老さんには、取材の様子を見守っていただくことに。

 「担当が南田さんになってから、何か変化は?」
 「南田さんとお仕事をしたり、話していくうちに、私は自分自身が鉄道ファン(女子鉄)だということに気付いたんです」
 「ある意味、南田さんと同類だったわけですね!」
 (笑)
 「私、普通の女性に比べると、鉄道に対してかなり前のめりになっていたらしくて……。それまでは、“普通の女子”だと思っていたんですけど」

 久野さんが自分自身を「女子鉄」だと意識する、きっかけとなった出来事があるという。南田さんも出演していた『拝啓!!鉄道人』(CSテレ朝チャンネル)にMCとして久野さんが出演した際のこと。「大回り乗車」の話が出た時に、思わず久野さんの「大回り乗車トーク」が炸裂したというのだ。

「久野さんは、鉄道ファンだったの!?」

 これには南田さんもビックリ。その後、鉄道がらみのお仕事が増えたそうだ。

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