AKB総選挙に賛否両論「思わず泣いてしまった」「理解できない。あざとさ露呈」
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AKB総選挙に賛否両論「思わず泣いてしまった」「理解できない。あざとさ露呈」 – Business Journal(6月9日)
6月8日17時30分から、アイドルグループ・AKB48の32枚目シングル曲の選抜メンバーとカップリングメンバー、合計4グループ総勢64名を選ぶ「AKB48 32ndシングル選抜総選挙」の開票イベントが開催され、会場となった日産スタジアム(横浜)には、7万人のファンと、国内外から700以上のメディアが集まった。
今回の開票イベントでは、昨年総選挙1位で現在センターを務める大島優子が2位となり、1位の指原莉乃(昨年4位)に破れるほか、昨年と同じ5位にランクインした篠田麻里子が、突如AKB48からの卒業を発表するなど、多くのサプライズが起こった。
本イベントの模様は、同日18時30分~放送のテレビ番組『AKB48 第5回選抜総選挙 生放送SP』(フジテレビ系)にて生中継されたが、今回初めて開票イベントを見たという、熱烈なファンではない一般の人たちは、どのような感想を持ったのだろうか?
まず、今回初めて総選挙開票イベントのテレビ中継を見たという40代男性は、「会社の若い社員たちがよく話題にしているのは聞いていた。子供が見たがったので一緒に見た。最初は何気なく見ていたが、宮澤(佐江)さんが『上海1本でがんばる』と涙ながらに宣言したあたりから引き込まれた。みんなの必死さが伝わってききて面白かった」と、思いのほか興味を惹かれた様子を語った(※現在、AKB48とその姉妹グループ・SNH48<中国・上海>を兼務する宮澤は今回10位となったが、AKB48を抜け、SNH48に専念すると発表)。
ほかにも、友人たちとテレビで開票イベントを見たという30代男性は、「まったく興味がなかったが、篠田さんが突然卒業を発表したあたりから夢中になった。特に『後輩の姿を見て決断した』と篠田さんがスピーチした直後に、会場中から“麻里子コール”が起こり、篠田さんが涙を流すのを見て、よくわからないが自分も泣いてしまった。さっそく友人にコンサートのDVDを借りた」と、“ファン予備軍”になったことを明かした。
一方、家族と一緒に生中継を見たという20代女性は、「大島(優子)ファンの夫が夢中で見ていたが、なぜメンバーの方々が泣きながらスピーチして、会場のファンの人たちが一喜一憂しているのか、正直まったく理解できなかった。女性のファンも多数会場にいたと聞いたが、その心理がわからない」と冷めたコメントを寄せた。
同様に30代男性も「ファンの友人たちと一緒にテレビで見たが、画面の中で起こっていることすべてに、ついていけなかった」と違和感を明かす一方、「でも、これだけ多くのファンを集め、全国レベルで盛り上がるイベントがあるということはとても良いことだと思う。私が世間とズレているだけなのかもしれない」と語った。
「週刊新潮」(新潮社)などにテレビ番組批評の連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏は、開票イベント中継の感想とともに、一般の人におけるAKB48という存在について次のように分析する。
「『へえ、こんな美人がいたのか』などと感心することが多く、とても新鮮だった。一部週刊誌でスキャンダルを掲載されて、初めてそのメンバーの名前を知るというような、それがAKB48に興味がない人の素直な心のありようだと思う。興味深かったのは、彼女たちの真摯なあざとさだ。泣き声なのに涙が一粒も出ていない子もいた。昔の“松田聖子イズム”が平成の世にも受け継がれているとは。しかも、ちんちくりんの衣装を着て、見ず知らずの男に直接触れられるのを我慢し、虎視眈々と芸能界でのポジションを争う。まさに平成の女郎。ホント早く足抜けできるといいね、と思うばかり」
また、テレビ業界関係者は、「個人的にはあまり興味はないが、AKB48が特にメンバー数人単位でテレビに出ると視聴率が取れるのは事実だし、バラエティー番組などでも文句ないパフォーマンスを発揮してくれる。総選挙もひとつの“イベント”として盛り上がり、あまり興味のない人たちも年1回話題にして楽しんでくれれば良いと思う」と、肯定的な見方を示した。
今回の総選挙は、総投票数が264万6847票と昨年を126万票以上も上回るほか、昨年日本武道館で開催された開票イベントを大きく上回る7万人のファンを集めた。加えて、今回のアンケート結果のように、開票イベントによりこれまで興味のなかった層も取り込みつつある様子もうかがえ、人気はしばらく続きそうである。
(文=編集部)
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