「指原速報1位は、再チャレンジ可能社会の象徴」AKB48総選挙を1000倍楽しむ方法&速報分析
#AKB48
「子供に教えるべきは、つまづかない方法ではなく、つまづいた時に立ち上がる方法」
「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる」(パナソニック創業者・松下幸之助氏)
「20代のうちにあらゆる、苦労、失敗を全部しておけ。やがて財産になる」(ソフトバンク社長・孫正義氏が実弟であるガンホー・オンライン・エンターテイメント会長・孫泰蔵氏に贈った言葉)
指原がそんな言葉を知っているかはわからないが、自分の生き方をもって、そんな名言を体現しつつある指原は、“再チャレンジ可能社会”の希望の光だ。人間、誰しも大なり小なり、失敗をすることもある。むしろ、何の挫折も苦労も失敗もない人生の方がつまらない。だが、どんなことがあっても、必死に努力すれば、周囲は認めてくれることを実証したのだ。遠くから見上げることしかできないスターではなく、ファンの近くにいつも寄り添い、苦楽を共にしながら、一緒に人生を歩んでいく等身大のアイドル。それこそが「批判を受け入れる指原莉乃の“察しの美学”」だ。
●“神崩し”はあるのか? 板野・島崎の“ちんぱる”姉妹の注目順位
第1回から上位にいる板野友美、大島優子、小嶋陽菜、篠田麻里子、高橋みなみ、渡辺麻友と、そして第3回、第4回連続3位の柏木由紀。今回の総選挙は“神7”、“神8”の一角を担ってきた彼女たちを追い抜かす存在出現の可能性が浮上。速報では松井珠理奈、松井玲奈、島崎遥香、柴田阿弥が上位8位に入賞した。そんな中、卒業を決めている板野は今回が最後の総選挙。99%立候補しないつもりだったが、ファンのエールで出馬を決めた。そんな板野が6月12日に発売する新曲のタイトルが「1%」なのは偶然か必然か? AKB48を巣立つ置き土産かのように、板野がこの1年、特にかわいがっていたのが島崎。彼女の生誕祭では板野が手紙で「ぱるちゃんは不器用。でも本当は繊細でみんなに気を使える心優しい子だって知ってるよ」と優しいエールを贈った。そんな板野の愛ある励ましを受け、島崎は“万能なぽんこつ”(年始に書いた書初め)へと変化していっている。ともちん・ぱるるの“ちんぱる”はそれぞれ壇上でどんなメッセージを残すのか?
●ファンの熱意が導いたSKE48・柴田阿弥・速報8位の真相「理屈じゃなくて ちゃんと僕が見てる」
昨年はSKE48は、最終結果64位内に15人が入り、今回、速報には21人(兼任含む)が名を刻んだ。中でも、過去2回圏外で、今回初めて速報8位に躍進した柴田阿弥は、大きな瞳で楽曲に合わせた表現力に優れ、握手会人気は高いものの、SKE48のシングル選抜にも選ばれたことがなかった。ファンの「彼女を少しでも目立たせてあげたい」という熱意が8位に押し上げた。4月に行われた生誕祭で彼女は「今のままの私なら、もうSKEを卒業した方がいいんじゃないかと悩んだことありました」と吐露。だが、ファンの応援によって「やっぱり私にはSKE48しかない。それが人生の生きがい」と思い直し、「もっともっと貪欲に頑張っていく」と宣言。そして、照れながら「今日だけ、どうしてもやりたいことがあるんですけど…」と切り出し、「皆さん。柴田阿弥ちゃんをいつ推すの?」と聞くと、ファンは全力で「今でしょ!!」とシャウトし、劇場は一体感に包まれた。
貪欲に頑張ることを決めた彼女にファンが惜しみない応援を捧げた。それはまさに彼女の努力とファンの連帯感が“あうんの呼吸”で作用して実現した感動。そう、それは彼女がSKE48シングル収録曲で唯一センターに起用された楽曲「あうんのキス」のサビのフレーズのように。
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