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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 話題の【わくわくさん】を直撃!

「生涯わくわくさん!」久保田雅人が『つくってあそぼ』裏話をぶっちゃけた、本当のワケ

IMG_4147_.jpgトレードマークの赤い帽子と丸メガネは現在、3代目だそう。
「初代のメガネは棺桶に入てくれって、カミさんに頼んでるんだよ」とわくわくさん。

 今年3月、23年の歴史に幕を閉じたNHK・Eテレ(教育テレビ)の工作番組『つくってあそぼ』。“わくわくさん”こと久保田雅人と熊の男の子“ゴロリ”が、身近な材料を使って工作を作る楽しさを子どもたちに伝えてきた同番組だが、放送終了が発表されるや否や、ネット民は騒然。放送終了を惜しむ声だけでなく、最終回の視聴率を上げて「わくわくさんとゴロリに有終の美を飾らせてあげよう」と呼びかける動きもあった。

 それから約1カ月半、満を持してわくわくさんが民放に降臨。『有吉反省会』(日本テレビ系)にて、自身のブログでゴロリを着ぐるみ扱いしたり、実は工作はすべて造形作家が考えていたことなどを暴露してしまった件について反省したのだが、『つくってあそぼう』出演時とは異なる意外な素顔が大きな話題となっている。一体、わくわくさんはどうしちゃったのか、本人を直撃した。

――『有吉反省会』出演後、反響がすごかったですね。

久保田雅人(以下、久保田) 「わくわくさん、ぶっちゃけすぎ」って盛り上がっちゃったみたいですが、自分的にはそんなにぶっちゃけた感じはしないんですけどね~。あれが普通ですから。でも、番組でお話ししたことにウソはございません! NHKからも苦情は一本も来ていないので、たぶん大丈夫です。

――なんでも、22年ぶりの民放出演だったとか。

久保田 かれこれ芸能生活30年になりますが、スタジオで人間としゃべったのは10回もないんです(笑)。ゴロリくんや『おかあさんといっしょ』のキャラクターとはしゃべりますが、相手が人間だと、やっぱり緊張しますね~。実は、収録では顔が真っ赤になっちゃって。緊張すると早口でペラペラしゃべっちゃうんで、余計に意外だと思われちゃったみたいですね。

――有吉さんから付けられた「ウザウザさん」というあだ名は気に入っていますか? 

久保田 あまりウザくないと思うけどな~(笑)。まぁ、凝り性なところはありますね。

――これまで番組内で数百もの工作を作られたそうですが、一番大変だった工作ってなんですか?

久保田 一円玉を落とす貯金箱ですかね。500mlのペットボトルの口の部分にボール紙で作ったワッカを載せて、その上に1円玉を置きます。このワッカを割り箸ではじき飛ばして、1円玉を中に入れる。ゴロリくんは3回目で成功したのに、私は2時間もかかってしまいました……。

――やっぱりゴロリのほうが、手先が器用だったんですね。

久保田 はい……。着ぐるみのまま、粘土でもなんでも作っちゃうんだもん。もともと器用じゃなきゃ、できませんよね。よく「わくわくさん、わざとゲームに負けているんですか?」って聞かれたんですが、本気でやってましたよ! でも、4年に一度くらいしか勝てなかったですね~。音感と運動神経は、お袋の腹ん中に忘れてきちゃったみたいで。最初の頃は番組の挿入歌を歌っていたんですが、3回目くらいでスタッフから「もういいですよ」って言われちゃって(笑)。

――わくわくさんとして、一番大事にしていたことはどんなことですか?

久保田 子どもたちに作る楽しさを教える、ということですね。何が難しいかというと、テレビの中でいくら頑張っても、子どもたちの目の前で作ってあげるインパクトには絶対かなわないんです。ですから、できるだけ幼稚園などに足を運んで、工作教室を行ってきました。楽しさを学んでもらうには、やっぱり楽しそうに見せなきゃいけない。それから「わぁ、面白かった」で終わらせてはいけない。「よし、やってみよう」っていうところまで持っていかなければならないんです。そこが一番大変でしたね。

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