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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 【キングオブ潔癖症】坂上忍

「頑張るとか、一生懸命って言葉が嫌い」キングオブ潔癖症・坂上忍から学ぶ40代の“真っすぐすぎる”生き方

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 過度の潔癖症であることや、「働きたくない」「ブスが嫌い」といった正直過ぎる発言が話題となり、近頃、『アウト×デラックス』(フジテレビ系)をはじめバラエティ番組で見る機会の増えた俳優の坂上忍(45)。

 物心つく前から芸能界に身を置き、波瀾万丈な人生を経験してきた彼だが、40代になった今、なんとも凝縮した“いい味”を醸し出している。

 取材中の彼は、テンションが変わることもなく、淡々と自分の考えを言葉にし、砂糖を投入したカフェオレを飲み干し、何事もなかったかのように去っていった……。

――坂上さんの素のキャラクターが世間に広まったきっかけは、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)でしょうか?

坂上忍(以下、坂上) そうですね。キレイ好きの話題になった時に、僕にとってのルールの一つひとつが、他人から見たら行き過ぎだったようで。

――潔癖症はいつからですか?

坂上 持って生まれたものですね。小学生の時から、静かで真っ暗じゃないと寝られなかったり、神経質でした。

――生きづらくないですか?

坂上 自宅は常にキレイにしてますし、極力、人を入れないようにしてるのでいいんですけど、外に一歩でも出たら、ほとんどが“イヤなこと”ですね。でも、あきらめてます。

――その人を入れない家には、7匹の愛犬と住んでいらっしゃるそうですが、飼い始めたきっかけは?

坂上 毎日家の掃除ばかりして、神経質すぎる自分に疲れてしまったんです。それで「家を汚してくれる人がいたらいいなあ」と思ったのがきっかけですね。でもそれが人間だと、追い出したり、掃除するよう説得したら終わりじゃないですか。そこで、言葉が通じなくて、追い出すこともできない犬にしようと。

――すごい理由!

坂上 でも、1匹飼ったら、その子がすごく頭のいい子で。完璧に近いくらいしつけられてしまったので、「かわいそうだな」と思って、その子の相棒として“バカな犬”を飼えば、少しはヤンチャになってくれるかなと思ったんです。それで探しに行ったら、いまして。

――いたんですか!(笑)

坂上 やっぱりいい感じで2匹が遊ぶようになりましたね。その後も次から次へと増えていって、今はもう大変です。

――潔癖症がきっかけだったとは。潔癖症以外にも、以前、テレビで言っていた「ブスが嫌い」発言も話題となりましたね。

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