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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 【江頭2:50】インタビュー
DVD『江頭2:50のピーピーピーするぞ! 8』発売記念インタビュー

「酷使しすぎて、今じゃすっかりユルユル……」江頭2:50がアナル芸を伝授!?

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江頭 ちゃんと理由があるんだよ! 北京オリンピックの時、聖火リレーのスタート地点に予定されてた長野の善光寺が燃やされるかもっていう騒動があったじゃない? それで「俺が善光寺を守らなきゃいけない」って思って行ったのよ。そしたらちょうど、吉田が乗ったバスがそこを通って「エガちゃーん!」って手を振ってきたから、「吉田は俺に気があるな」と思ったのがきっかけなんだよ。それからいろいろあって、北京オリンピックの応援につながってくんだよ。

――理由があったんですね。吉田選手は昨年、国民栄誉賞を受賞されましたが、お祝いメッセージなどは贈りましたか?

江頭 そんなことよりレスリングは今、大変なんだよ! 吉田には「俺をロビー活動に連れていけ!」って言いたいよ! IOCがオリンピックにレスリングを入れるって言うまで、全力で「でんでん太鼓」(肛門にでんでん太鼓を挿して、逆立ちで鳴らす芸)するからさあ!

――レスリングが除外されたら、江頭さんも困りますか?

江頭 当たり前だよ! 俺にとって4年に一度のレギュラー番組なんだから。しかも、NHKに出られるのはこの時くらいだよ。貴重なんだよ!

――レギュラー番組だったんですか(笑)。ところで、『PPP』の映画評コーナー「エィガ一刀両断」では、作品を酷評することも多いですが、はっきり「面白くない」と言うことに躊躇はないですか?

江頭 まったくない! スポンサーもいないし、しがらみもないから。つまらない映画には「つまらない」って言う。つまらなければ「見に行くな」って言う。ただその映画会社は、もう予告編の映像を貸してくれなくなるけどね(笑)。

――紹介できる映画が、どんどん狭まってきますね。

江頭 そうなんだよ! ひどい映画会社になると、「褒めてくれないと映像貸さない」って言うんだよ。(急に立ち上がって)ふざけんじゃねえよー! こっちの感性は自由じゃん! 俺に「面白い」って言わせるなんて、そっちのほうが気持ち悪いよ! それに、俺がけなせばけなすほど、『PPP』のファンはなぜかその映画を見に行く不思議な現象が起きてんだよ。だから映画会社の宣伝マンも、俺に「どうか0点でありますように」って願うべきだよ!

――(笑)。昨年は、東京・多摩の映画祭で、監督デビューを果たしたそうですが。

江頭 3分くらいの作品で、映画ってほどのものじゃないよ。俺が主演の映像が流れて、上映が終わったあとに映画館に本物の俺が出てきて、観客席に向けて、お尻から白い粉をブッて吹くんだよ。で、観客が「うわー!」ってパニック(笑)。

――肛門に入れた小麦粉を吹き出す芸ですね。あのアナル芸を初めて見た時はびっくりしました(笑)。

江頭 あれは「白い妖精」っていう芸でね。ああいう芸は、ここ(大川興業の地下稽古場)でいつも考えてるんだけど、大変な苦労があるんだよおー。『プロジェクトX』(NHK)の世界だぜえ~。捨てネタだっていっぱいあるんだから。

――どんな捨てネタがありましたか?

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