「トリックが……」「吉高が……」視聴率17.9%に下落した『ガリレオ』が飽きられた“2つの理由”
#テレビ #吉高由里子 #福山雅治 #ガリレオ
福山雅治主演ドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)が、13日放送の第5話で17.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、初回から続いていた“20%超え”の連続記録をストップさせた。
初回放送時は、同シリーズのファンらが「あのガリレオが帰ってきたー!」「やっぱり福山さんかっこいい!」などと沸きに沸いていたが、第3話頃から「つまらない」という感想が出始め、第4話放送後は、「飽きた」「もう見ない」という声が急増してしまった。
ドラマウォッチャーらの反応を見ると、不評の要因は主に2つあるようだ。
1つ目は「謎解きがつまらない」「トリックにガッカリ」といったストーリー自体の問題。特に第4話では、被害者の殺され方が原作の「撲殺」から「一酸化炭素中毒」に変えられたことで、「原作を勝手に変えて、つまらなくされた」と原作ファンからも厳しい声が上がった。
また、桐谷美玲と桐谷健太がゲスト出演した第5話では、物理学とは関係のない地道な方法で犯人を特定するという結末に、「福山いなくていいじゃん」「大した話じゃなかった」と落胆する視聴者も多かった。
2つ目の要因は、吉高由里子演じる新人刑事が「ギャーギャーうるさ過ぎる」「いつもイライラしていて、見ていて不快」という意見。
「シリーズ前作(07年)で柴咲コウが演じた刑事は、湯川学(福山)を怒りながらも、女性らしい心の動きが感じられて、表情豊かでかわいげのあるキャラだったんです。だから、主人公との間に愛情が生まれていくような見方もできた。しかし今回、吉高さんが演じる刑事は、常にイライラしていて、高飛車でかわいげがない。しかも湯川との絡みがワンパターンで、これでは視聴者も飽きてしまいますね」(テレビ誌ライター)
確かに第5話の吉高を見ると、「准教授だったら、もっといいもの食べればいいのに」「そんなこと聞くために来るわけないでしょ!」「間違えを認めるのも大事ですよ」といった湯川への嫌味をはじめ、否定的なセリフが多い。
さらに福山演じる“変人ガリレオ”の異名を持つ湯川のキャラクターについても「変人さが薄れた」「普通の准教授に見える」「変人だったのは、第1話だけだった」という意見が増えており、脚本が疑問視されている。
最初は歓迎ムードだっただけに、「どんどんつまらなくなってる」と言い放たれている現状との落差がどうしても目立ってしまうが、今後、ファンを取り戻すことはできるのだろうか?
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