不良 vs 中国! 不良 vs イギリスも!! 6.9「RINGS/THE OUTSIDER」記者会見
#格闘技 #前田日明 #THE OUTSIDER
総合格闘技「RINGS」および“不良の格闘技大会”として知られる「THE OUTSIDER」を主催するリングスの前田日明は1日、都内で会見を行い、6月9日に横浜文化体育館で行われる両大会の合同開催について概要を発表した。
メインイベントでは、ZSTのエース小谷直之とリングスロシアのクラット・ピターリが激突。4月7日の「ZST35」でセットされたもののピターリの怪我で一度は流れていた好カードは、“リングスの聖地”横浜文体で実現することになった。
小谷は会見で、破竹の連勝を続けるピターリの印象について「打撃が強い選手だが、組んで上になれば自分が勝つ。世界を目指したいので、通過点だと思っている」と語り、前田も「所(英男)がノゲイラに勝った時のように、小谷がZSTのレベルの高さを証明してくれると確信している」と期待を寄せた。
また、メインイベント以上に注目を集めそうなのが、「アウトサイダーシングルマッチ」として組まれた黒石高大 vs 渋谷莉孔。ともに“不良の格闘技”を象徴する存在として「THE OUTSIDER」を牽引してきたスター選手だ。両者は昨年12月に同じ横浜文体で対戦が組まれるも、互いに警戒しすぎて消化不良の判定決着に。
「あの試合は試合じゃない、ダンスですよ。顔に傷がつくのが嫌なのかな」と2人を目の前に前田が酷評すると、黒石・渋谷とも表情が引き締まり、
「この前は負けるのが怖くてびびっちゃって、あんな感じになったけど、今回は初心に戻ってガンガン行きたい」(黒石)
「(前戦は)2年ぶりの試合で感覚が分からなかった。前みたいな試合にはならない」(渋谷)
と熱戦を約束。さらに、
「渋谷クンのヘナチョコタックルでは俺は倒されない。足を止めて打ち合う」(黒石)
「黒石選手が俺にどうやって勝とうと思ってるのか疑問。勝つ手段はないと思う」(渋谷)
と挑発し合い、会見場に緊張が走る一幕もあった。
さらには、イギリス・中国選手とアウトサイダー選手との「5×5」対抗戦も行われることが発表された。
イギリス代表はかつてリングスのマットを彩った雄、リー・ハスデルが地元でトーナメントを行い選出、中国代表はCFP・岩熊宏幸氏が中国全土から募集をかけ、応募選手を厳選したという。
「中国のMMAは歴史はまだ浅いが、どの選手も胆力があり、骨格的には欧米に近い。今回の5名に裕福な選手はひとりもおらず、格闘技で名を売ってやるという野望を持った選手ばかり」(岩熊氏)
6月9日、熱い夜になりそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事