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休業中・麻美ゆまも復活した恵比寿マスカッツ“涙”の解散コンサートを振り返る

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「正道か、邪道か」と問われたら、誰だって正道を行きたいに決まってる。でも、中には正道を行きたくても行けない、邪道を行くしかない者だっている。そんな人々にとって、「私たち邪道です。どうぞ笑ってください」というスタンスでアイドルをやっている恵比寿マスカッツは、同志のような存在であり、また「邪道を行く者だってここまで出来る。こんなに多くの人から愛してもらえる」といったことを身をもって見せてくれる、希望のような存在になれたのではないか。少なくとも、筆者にとってそうであったことは間違いない。

 CDセールスはミリオンヒットには遠く及ばなかったし、紅白歌合戦に出ることもなかった。しかし、CDを100万枚以上売ったり、紅白歌合戦に出ることだけが、アイドルとしての勲章ではない。そのことを、アイドル街道を最後まで逆走し、邪道の花道を渡って行った彼女たちから、改めて教えられた思いだ。元・恵比寿マスカッツ、総勢30名の女たちの未来に幸あれ!
(文=アボンヌ安田)

●恵比寿マスカッツ(えびすますかっつ)
2008年、今年3月30日に終了した深夜バラエティ番組『おねだりマスカットSP!』の前身である『おねがい!マスカット』(共にテレビ東京系)内にて結成されたアイドルグループ。最後のリーダーを務めた希志あいのをはじめ、麻美ゆま、Rio、蒼井そら、吉沢明歩ら、総勢30名が所属していた。今年4月7日に舞浜アンフィシアターにて行われたコンサートをもって、解散。
・公式サイト<http://www.ebisu-muscats.com/>

最終更新:2013/04/29 15:00
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