ラーメンのフタを集め続ける「顔ジャケラーメンコレクター」
#土下座してでも会いたい!
『大勝軒』の創業者、山岸一雄さんです。チャーシュー系の顔で、見ているだけで食欲がそそられますね。ちなみに、山岸さんの味はインスタントラーメンでもいろいろと継承されていて、ここ最近だと『山岸一雄継承の味わい 孫弟子が進化させた一杯・麺絆』『麺絆 第二章・山岸一雄の心の味を孫弟子がアレンジした一杯』と孫弟子まで登場しています」
や 「肝心の山岸さんご自身の写真は、どれも同じで使い回しっぽいですね(笑)」
■大発見!行列の写真の男の列に“彼女”が!?
ミ 「あと、顔ジャケではないけど、ちょっと珍しい例があります。一時期、人が写っているだけでも買っていた時期があって、思わず買ってしまったものの一つです。よく見ると右上の写真のサラリーマンの列にフリーターが混ざっていますよね。
それから、翌年に同じ物が復刻されてパッケージがリニューアルされたんですけど、よ~く見ると彼女(?)がいるっていう……」
や 「うわ~。写真が男くさいから、“華”も入れておこうっていうことになったんですかね?(笑)」
■目の前に立ちはだかる、地域限定の壁……
や 「そもそも、顔ジャケラーメンって、どのくらいの頻度で新商品が発売されるんですか?」
ミ 「多いときで1カ月に10種弱という感じですね。頻繁に発売される時と、そうでない時があります。しかも、顔ジャケラーメンは短期間しか発売されない商品が多く、3週間くらいでお店から消えてしまうので、いろいろなコンビニやスーパーを巡回してます。だから、引っ越す時も、引越し先は歩いて行ける範囲に、すべてのコンビニチェーンが揃っているところにしてますよ」
なんとストイックなんだ。しかも、コンビニはフランチャイズなので、同じコンビニチェーンでも、お店によって置いてある商品と置いていない商品があるため、とにかくたくさんのコンビニを巡回するそうだ。
ミ 「あと、地域限定の顔ジャケラーメンがあります。この場合、知り合いがその地域にいれば頼んで買ってもらいます。ただ、どうしても手に入らない場合は、コンビニに電話して、事情を説明して、『送料を払うから送ってください』とお願いします。それでも駄目なこともあって、某コンビニの本社に電話したら断られて、『それぞれのお店の判断に任せます』って言われたので、ある県にある某コンビニチェーンのすべてのお店に電話したこともありました」
や 「で、送ってもらえましたか?」
ミ 「それが、全部のお店に断られてしまって(涙)。でも、数カ月くらいしたら、東京のドン・キホーテとかのディスカウントストアで叩き売りされてまして……(苦笑)。でも、よくあるんです。漂流してくることが」
や 「手に入るのはうれしいけど、ちょっと複雑ですね~」
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