メンバーは全員日系ブラジル人! グンマーが生んだロコドル最終兵器「リンダIII世」を直撃
#アイドル #北村ヂン
さて、本日の舞台はこの巨大ショッピングモールの一角にある野外イベントステージ。実はリンダIII世、まだ人前でのライブは10回にも満たず、しかもこれまではヤマダ電機での店内イベントばかりだったので、ステージのある場所でのライブはこの日が初めてとのこと。
そんな事情もあり、ライブは歌もダンスもまだまだ拙い感じが伝わってくるし、表情も固め。日系ブラジル人ということで、だいぶ大人びて見えるけど、みんな中学生だしねぇ。
しかし、サンバをはじめとするさまざまなブラジル音楽のテイストを取り込んだ、妙に耳に残るサウンド&リズムは、アイドル・ポップスの枠を完全にはみ出した超・個性的なもので、群馬県内はもちろん、東京や千葉、新潟などから詰めかけた多数のお客さんを盛り上げていた。
そんなブラジル&サンバなノリのライブを繰り広げた後、MCになるといきなり「私たち、ブラジリアンガールズユニット・リンダIII世で〜す♪」などと、アイドル感あふれる自己紹介が始まるのもグッとくる。日本語が微妙にカタコトで……それがまたイイのだ!
ライブ終了後、すでに何度もイベントに通っているという将来の「古参」候補であるお客さんたちに話を訊いてみると、
「かつてのココナッツ娘。を思わせるというか……久々に洋楽志向のアイドルが出てきたな! という感じで注目してます」
「ナオミちゃん推しです! 東京から、もう3回も見に来てますよ。群馬は交通の便が悪いんで、駅からいつもタクシーなのがツライですが……」
「あの幼い感じと本格的なサウンドのギャップが魅力です。ももクロあたりでアイドルに目覚めたサブカル層が、一気に食いついてきそうですよね」
「サクラちゃんが天使すぎてツライ!」
……などなど、熱い声を聞くことができた。
デビュー前にこれほどの注目を集めているリンダIII世、一体どんな子たちなのか? 楽屋を直撃した! ……んだけど、メンバーの半分はこの間まで小学生だったということで、インタビュー中に勝手に雑談が始まっちゃったりと(ポルトガル語で)なかなか難航しましたよ。
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