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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 凄腕“くすぐり師”、現る!

「ヤルよりコチョコチョしたい!」誰でも一瞬で悶絶させる“くすぐり師” Dr.松下って誰? 

――儲かるんじゃないかと?

「いや、商売としては考えてなかったですね。単純に次のビデオを撮るためのギャラを支払えるなと」

――「またくすぐれる!」ということですか。女優さんへのギャラは高かったんですか?

「今はAVのギャラも、それこそ5万とかで本番までヤッちゃう子がいるくらい、すごく安くなっちゃってますけど、当時は本番・フェラなしでも10~15万は払ってましたね。ちょっとポケットマネーで出すのは大変なので、販売を前提にしてビデオを撮って、それの売り上げを次撮る資金にしようと」

――その計画は、最初からうまくいったんですか?

「『くすぐりビデオ』ってすごくマニアックなジャンルなのに、売れましたねぇ。通販だけじゃ追いつかないので、ビデオ屋さんに卸すようになって『パッケージを作って下さい』と言われたんですが、デザインなんてできないから、苦肉の策で生写真を貼り付けたんです。それが逆に妄想をかき立てるのか大当たりして、気が付いたらくすぐりビデオだけで食えるようになっていたという感じですね」

――一番ヒットしたビデオで何本くらい売れたんですか?

「7000本くらいですね」

――おおー! 自費製作だったら結構儲かったんじゃないですか?

「バブルな時代ということもあり、かなり儲かってました。タイムマシンがあったら戻りたいですよ!」

■自分で撮ったくすぐりビデオが一番

――ところで、くすぐりビデオってそんなに何本も作れるくらいバリエーションがあるもんなんですか?

「コスチュームであったり女優さんのタイプであったりとか、くすぐり方にもいろいろありますし、いろいろと撮りようはありますよ。まあ、くすぐりに興味のない人にとっては同じものにしか見えないと思いますけど」

――その中でも評判がよかった、悪かったってあるわけですよね?

「僕の趣味と世間は違うんだなって思うんですが、美人系な女優さんを全裸にしていやらしい感じで撮ったビデオって売れないんですよ。それよりは、かわいい系の女の子をコスプレさせて、脱がせないままくすぐっているビデオが意外と売れたりして」

――脱いでりゃいいってもんじゃないんですね。

「服を着てるほうが意外と売れる傾向にありますね。あまりハードなくすぐりよりも、女の子同士がじゃれあってるソフト系が売れたりとか」

――その後、フォロアーとして別の人が作ったくすぐりビデオなんかと出てきたんじゃないかと思いますが、そういうのを見たりするんですか?

「僕の後にいっぱい出てきましたけど、あんまりピンときませんでしたね。まず僕の趣味と合っていなかったり、くすぐりがうまくなかったり……。自分で撮ったくすぐりビデオが僕にとっては一番ですよ」

――くすぐりにうまいヘタってあるんですか?

「くすぐったくなるポイントというのがあるんで、そこを的確に責められるかということですね。くすぐりも数をこなしてくると、どこが効くかって分かってくるので」

――それは性感帯とは違う?

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