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日刊サイゾー トップ > 社会  > プーチンが全裸の美女にご満悦?

さすがは元KGB!? 裸の美女の襲撃にもご満悦のプーチン大統領

60660.jpgオーマイガッ!

「くたばれ独裁者!」

 4月8日、ドイツ・ハノーバーの国際産業技術見本市の会場を訪れていたロシアのプーチン大統領を、3人の上半身裸の女性が襲撃した。


 彼女たちは、圧政やイスラム教における女性差別、売春産業などに対する裸の抗議を繰り返している女性団体、FEMENのメンバーだ。

 FEMENは、プーチン大統領を批判する曲を演奏したロシアの女性バンド「プッシー・ライオット」のメンバーが拘留され、禁固刑が下ったことをきっかけに、反プーチン活動を活発化させている。それに加え、今回の抗議行動は、ロシア当局が最近、国内のNGO団体への監視を強めていることに対するものでもあると、FEMENは主張している。

 現場にはドイツのメルケル首相ほか、両国の複数の要人が同行していたが、警備員にガードされながらも突然の招かざる客に、一様に肝を冷やした表情だった。

 そんな中、余裕の表情を浮かべていたのはプーチン大統領。罵声を上げながら向かってくる裸の一団を仁王立ちで迎えると、にんまりとした表情を浮かべて両手でサムズ・アップ。警備員に取り抑えられ、場外へと連行される彼女たちを笑顔で見送った。

 その後の会見でも、FEMENの抗議活動について記者に問われ、「気に入ったよ。でも秩序は乱さないべきだ。政治的な議論をしたいのなら、服を着てすればいい」「服を脱ぐならヌーディスト・ビーチでね」とにこやかに回答していた。

 さすがはKGB出身。肝の座り方がハンパない……。
(文=牧野源)

最終更新:2013/04/09 21:00
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