ファンも困惑……Hey!Say!JUMP「バーモントカレー」CMの放送頻度と、テレビ局の台所事情
#ジャニーズ #テレビ辛口研究所 #Hey! Say! JUMP
4月1日から放送されている、Hey!Say!JUMP出演の「ハウス バーモントカレー」の発売50周年キャンペーン「ボクたち、バーモント育ち!」CM。
「まだ1回も見ていない」という人もいれば、「かなりの頻度で見る」という人もいて、ネット上では「バーモントカレーのCMを見られる番組教えて」などの声も多数出ている。
これって地域差なのかと思ったが、実は別の理由があるらしい。テレビ関係者はこう説明をする。
「ハウス食品や興和などは、局とフリースポット契約をしているから、大量にCMが流れることがあるんですよ」
テレビCMの契約には、主に「タイムCM」と「スポットCM」の2つがある。前者は番組枠で決まっている番組提供スポンサーのCMで、特に21時台などの始まりの枠は人気があり、料金も高いそう。
一方、後者は番組や時間帯の指定なしに流れるものだという。
「スポットCMは、局とスポンサーで定めたCM時間枠に流れるものですが、『フリースポットCM』の場合は、特に時間帯を指定せずに、一定期間に指定された本数を流すという契約になっています。ハウス食品などはそうした契約をしている例で、特定の広告主だけが、スポットCM枠が空いたときにCMを入れることができるようになっているんです」
特定のスポンサーのCMを何度も繰り返し見たり、一時的に大量に見る気がするのは、そのせいだという。
前述のように、CMを楽しみにしているファンにとっては、「大量に見られる」のはうれしいことだが、実はこれ、放送局にとっては台所事情が見えてしまうものだそう。
「フリースポット契約のCMが大量に流れるってことは、それだけスポットCM枠の空きがたくさんあるということですからね。フリースポットCMがたくさん流れるかどうかで、スポンサーがついているか、枠が余ってしまっているかが見えるんですよ」
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事