【『ニコ生ナックルズマガジン』出張版】大阪・あいりん地区などの覚せい剤売買の実態と芸能界とクスリ
#久田将義 #歌舞伎町
「昔は知ってる通り、シャブの値段はIが牛耳ってたやろ、それとはいまは違うらしいけど関東モンが主流らしいで」
――シャブといえば関東では、いや関東以外でもどこも扱ってます。北朝鮮、台湾、中国ルートではないのですか?
「聞いた話じゃ、海も国境きついらしいんよ。ロシアは完全にダメになったらしいしな」
北朝鮮は総連土地売買問題で事実上の大使館であった総連が機能しなくなり、日本とは国交断絶に近い状態だ。ロシアは以前、タイヤを密輸していくといい値段で買ってくれたという話もあったし、それは暴力団の資金源の一つであろう。ただ、土地売買や株に比べれば微々たるものだと思うのだが。
関東の売人にも接触できた。
――いまの取引価格を教えてください。
「高いよ、モノも少ないしな。ハーブに逃げた人間も戻ってきてるし。俺なんか一時期ハーブの売までやったからな、食えなくて」
――ハーブの規制、かなり厳しくかかりました。
「俺の知ってる関東の人間なんかは、オーストラリアにハーブ栽培のための土地買うって言ってたけど、その話も消えたしな」
――いま、ミャンマー産が増えてると聞いたんですが。
「そこまでは増えてないよ、だけど、日本ミャンマーなんとか協会とか、ヤクザもんがやってるうさん臭い団体多いな」
――いま、いくらですか?
「俺らは、まとめて売ることはしないから。刑期長くなるだけだろ。注文受けて、ある場所に取りに行くだけ」
――グラムで3~4万くらいですか?
「いや、人を見て値段つけるな、前はネットの掲示板とかですごく高く売れたろ。あれで相場がなくなったからな。グラム最低でも5万はつけるよ、いくら知り合いでも」
――まとめて買うと一昔前は安くしてたじゃないですか、いまは駄目ですか?
「そいつらがネットとかでバカみたいに高く売って、パクられて、そのケツが結構売する側に来たからな。いまは寒いわ」
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