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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

“脱税疑惑”のGACKTに問われる説明責任「うやむやのまま他事務所に移籍も……」

 第一興商は、通信カラオケ端末の販売事業や「ビッグエコー」といったカラオケボックスの運営事業だけでなく、徳間ジャパン、それに日本クラウンといったレコード会社を子会社にしている。GACKTは3年前まで、日本クラウンに所属していた。その後、エイベックスに移籍。契約は近々切れるといわれているが、エイベックスは、表向きはコンプライアンスを重視する会社だ。暴力団関係者との交際をメディアに報じられたGACKTと再契約するとは考えられない。かといって、日本クラウンに戻るとは考えにくい。クラウンでは、くせ者のGACKTを扱えず、エイベックスに移籍したのだから。

 97年に第一興商は、「ガウスエンタテインメント」というレコード会社を設立。そこに、中森明菜が移籍したことがあった。余談だが、ガウスのS社長は、明菜のわがままに激怒。短期間で明菜をクビした。今回もGACKTのために、新たにレコード会社を設立することも考えられる。また、すでにある事務所をGACKTのために買収するというウワサもある。

 いずれにしても、第一興商への移籍話は信ぴょう性が高い。しかし、一方で東京地検は、詐欺容疑でGACKT周辺を内偵しているという情報がある。これだけの反社会的なスキャンダルを起こして、なんの説明もないまま、何事もなかったかのように活動できると思ったら大間違いだ。GACKTは自身に向けられた疑惑について、ブログなどでのコメントでノラリクラリとかわすのではなく、公の場で洗いざらい説明する責任があるはずだ。
(文=本多圭)

最終更新:2013/04/03 13:20
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