女子もグラビアを楽しむ時代!? ロリータはもはや男性だけのアイテムじゃない
#梶野竜太郎 #木嶋のりこ
3月23日、新宿ロフトプラスワンで映画『こたつと、みかんと、ニャー。』の公開記念イベントが行われ、主演の木嶋のりこ、福見真紀、鎌田紘子が、「アイドル映画を語ろう」をテーマに、梶野竜太郎監督やアイドル評論家の北川昌弘、雑誌「クリーム」元編集部員の梨田梨子らと本音のアイドルトークを展開して盛り上がった。
「ここ最近、女の子がグラビアを見るという傾向がすごく強くなってきたと感じる」という梶野監督。『こたつと、みかんと、ニャー。』でも、女性からの視点を強く意識し、単なる男性向けお色気映画とは一線を画した新感覚の百合系ファンタジックムービーとして、男性層だけでなく女性層へも作品をアピールしている。
映画は、とある百合系SNSに同じ会社の先輩(木嶋のりこ)が登録しているのを知った経理部のOL(福見真紀)が、先輩と、別のSNS仲間(鎌田紘子)を誘い出して白馬へ温泉旅行に出かけ、そこで女性同士三角関係に陥って、それぞれの想いをぶつけあうという百合物語。劇中それぞれがSNSでのハンドルネームを名乗っており、木嶋は「ニャー」、福見は「こたつ」、鎌田は「みかん」の名前で登場する。
「単なる恋愛映画にしたくもないし、エロくも作りたくなかった。とにかく女の子の可愛さだけを追求してやりたかった」と話す梶野監督。この映画撮ると発言したとたん、Twitterで女性のフォロワーが増え、「みんな主演の3人のファンだと後で知った。それでこの映画は女の子にも見てほしいって思った。そんな気持ちで撮ったのは初めてだった」と女性からの反響に驚かされたことを明かす。
女性が女性アイドルを好きになる傾向は決して今に始まったことではないが、同席したアイドル評論家の北川は、堂々とグラビアまで楽しむようになった背景として、「音楽系のアイドルが元気になった頃に女性ファンがたくさん増え、そのアイドルたちがグラビアに移行していく中で、彼女らもグラビアときちんと向かい合えるように成長していったのでは」と分析する。
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