ヒロイン全員S女! 体験入部イベントまで開催したすげえエロゲー『サド★部 ~S女に虐めヌかれ部~』
それをさらに加速させるのは、出演した声優の皆さんが「これ、どう使うんですか?」と、エネマグラを手に取った瞬間である。会場にいた男性の諸君は、経験の有無に限らず、その使い方をネットなどでよ~く知っているハズ、それを、本気で疑問形で話しながら手に取られたらさあ……。
そして、イベントは本気で体験ということで、来場した男性諸君に鞭、ロウソクなどを体験させるターンへと突入。体験したい人は手を挙げてと問われて、大半は手を挙げるではないか! いや、そりゃそうだろう。プレイは素人の女のコにSMして貰えるなんて、まずあり得ない機会じゃないか(違うか?)。
見事に指名されて、登壇した男性諸君は鞭打たれたり、ロウソクを垂らされたりして、ちょっと嬉しそう……。
いや、こんなノリのよいユーザーたちがCLOCKUPのゲームを支えているんだなァと、ちょっと感動した。ちょっとニッチなテイストの作品にもかかわらず、イベントを開催したり広く世間に打って出ようとするCLOCKUPは、もっと評価されてしかるべき。今、エロゲー業界が冬を迎えているといわれる。そうした中で、こうしたタイトルの登場は「エロゲーは作品内容も売り方も禁じ手なし!」という冒険心をくすぐってくれるのではないだろうか。
なお『サド★部 ~S女に虐めヌかれ部~』は、筆者もプレイ中だし、発売から日がたっておらず、あまりネタバレするとマズイので、ちょこっとだけ感想を記して置くと、とにかくヒロインのキャラ立ちがたまらない。ゲームをプレイしてSMに目覚めるか否かは、個人差はあるだろうが(いや、目覚めても困る気が)「ねえよ!」と突っ込みたくなるような強引な展開を交えつつ、グイグイと引きずり込んでくれる……。きっと、このまま一生、エロゲーをヤリ続けるんだろうな、オレ。
(取材・文=昼間たかし)
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