「実家の木造2階建てが火事でも……」米LAの豪邸で暮らす氷室京介は緊急帰国の予定なし
今月11日の早朝、群馬県高崎市で火災が発生し、歌手・氷室京介の両親が住む木造2階建ての実家が半焼、隣接する木造平屋が全焼するなど3棟が全半焼した。氷室の89歳の父親にけがはなかったが、79歳の母親が避難する際に転倒し、右腕を骨折して全治3カ月の重傷を負った。
火災が発生したのは午前5時50分だったが、発生直後の午前6時に37歳の無職の女が「氷室さんの家に(ガソリンをまいて)火をつけた」と警察に出頭したため、現住建造物等放火容疑で逮捕されたが「氷室本人や両親との面識はないそうで、取り調べでいきなり鼻歌を歌いだすなど意味不明な言動を繰り返しているという。刑事責任能力の有無も含めて、慎重に調べられている」(全国紙記者)。
命に別状がなかったとはいえ、氷室にとっては両親の一大事のはず。しかし、氷室の所属事務所が公式サイトで「家屋は被害を受けましたが、ご両親共に避難しており命に別状はございません」とコメントを発表しただけで、所属レコード会社によると、氷室は現在暮らしている米・ロサンゼルスで楽曲制作活動中のため、現時点で緊急帰国する予定はないという。
「94年ごろ家族と共にLAに移住して以来、ほとんど実家には寄りついていなかったようだ。音楽活動は地元にいた高校時代に始めたが、あまりいい思い出がなかったようで、『実家に帰る時は音楽をやめる時』と決めて上京。結果、成功を収め、LAに拠点を移した。とはいえ、たっぷり稼いだのだから、実家をリフォームするなり、建て替えるなりしていれば、もっと被害は小さかったはずだが」(音楽関係者)
そんな氷室が“成功の証し”として手にしたのが、LAの誰もがうらやむような大豪邸だったというのだ。
「地元のロサンゼルスタイムスでも報じられたが、04年11月に当時NBAのスーパースターだったシャキール・オニールが売りに出していた敷地面積約4,000平方メートルの大豪邸を640万ドル(当時のレートで約7億400万円)で購入。7つの寝室、8つの浴室のほか、プール、室内体育館、録音スタジオ、映画館、ゲームセンター、テニスコート、バーなどがある。このところ、国内でCDを出してもシングルだと2万枚程度、アルバムでも10万枚には届かないが、ガツガツ稼ぐ必要もないので、悠々自適に生活している」(音楽ライター)
氷室は東日本震災発生後、これまで8億円以上を寄付し、新曲の著作権料も復興支援基金に回すなど積極的に復興活動に尽力しているが、両親の近隣住人は「今回のような事態の場合、まずは一目散に両親の元に駆けつけてほしいものだ」と語っている。
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