「エログロ」をキーワードにたどり着こう! 国立国会図書館のデジタル化資料にはエロ本がいっぱい!
2013/03/14 18:00
「ルンペンと性の悩み」という一説では「ルンペン」の性処理についてが生々しく綴られているのだ。
「あれで××××の×××××××気なんだからなあ。をかしいよ。うふふ……」
と、伏せ字の具合からヤバさも推して知るべし。さらにルンペンの中には「気狂ひ女、白痴娘」を犯してしまうヤツもいるといった記述が……。単なる偏見なのか、実際に調査したのかなんて、今となっては謎である。
この本、ほかにも「不良少年を弄ぶ制服の非処女群」とか「女工愛話地獄」とか、なんヒドいタイトルばっかりが続く。昭和の人は、こんなのでハアハア興奮していたなんて、かなり「上級者」なんじゃなかろうか。
と、このように検索キーワードを駆使する必要はあるものの、けっこうな数のエロ本に出会うことができるのだ。結局のところ、いつの時代でも、みんなエロやらスキャンダルは大好きだったんだなあと、感慨深くなる。あと100年くらいたったら、今、世の中に出回っているエロ漫画とかも、デジタル資料として公開されるようになるのだろう。未来人は、どんな感覚で現代のエロを読むのだろうか。
(文=昼間たかし)
●国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/
最終更新:2013/03/14 18:00
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