震災2年、都内最大規模「Peace On Earth」に延べ4万人「入ってはいけない日本があった……」
2013/03/12 21:00
#原発 #東日本大震災
311東日本大震災から2年。今年も3月10日(日)、11日(月)の2日間、東京・日比谷公園で「311東日本大震災 市民のつどい Peace On Earth」が開催された。都内で行われた311関連のイベントでは最大規模。初日には約3万人、震災から2年目にあたる2日目は平日であるにもかかわらず、約1万人もの市民が全国から集まった。
11日の震災が発生した14時46分18秒には、ステージ上でアーティストや文化人が一同に介し、約3,000人の市民と共に黙とう。その発声を行ったC・W・ニコル氏は「北極や砂漠に行っても寂しいとは思わなかった。しかし先週、南相馬の街を通った時は寂しかった。昼間、カラスもいなかった。検問があって、警察が入ってはいけないと止めている。入ってはいけない日本があったんです。僕は、日本はどこでも自由があると信じていたんです。日本を返してくれ、と言いたいです。それでも、私は未来を信じる。みなさん、2年前のことを忘れないでください」と熱いメッセージを投げかけた。
ニコル氏の話に聞き入る坂本龍一
積極的に反原発活動に参加しているアイドル
藤波心は「ふるさと」を熱唱
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この日のステージ上でのトークにおいて、原発の問題と共に議論の対象となったのが、お金の価値。命よりも経済を優先する日本や世界の風潮に対する意見が飛び交った。
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