市川猿翁の“正確すぎる”入院スクープをリークしたのは、歌舞伎界「反・香川照之」勢力だった!?
#歌舞伎 #香川照之
4月の歌舞伎座リニューアルオープンを前に、またしても歌舞伎界から心配なニュースが飛び込んできた。「女性セブン」(小学館)が、歌舞伎役者の市川猿翁が肺炎のため入院中であることをスクープ。松竹は「重篤ではない」というものの、持病のうつ病も悪化し、深刻な状態であるとの見解を示した。
これに伴い、名古屋市の御園座は1日、市川猿翁が出演予定だった『三月大歌舞伎』(2~26日)の初日を休演することを発表。復帰の時期は未定で、代役は香川照之こと市川中車が務めることとなった。
梨園関係者は「市川海老蔵さんの父・團十郎さんの葬儀も終わり、ようやく歌舞伎座の呪いから解放されたと思っていたのに……。聞けば、女性セブンの記事はほぼ当たっていて、体調は芳しくないようだ。特にうつ病の悪化が著しく、いきなりお弟子さんを怒鳴りつけたり、『嫌だ、嫌だ』と暴れ回ったりすることもあったとか。“先祖返り”とでもいいましょうか。とても人前に出せる状態ではないそうです」と明かす。
一方で猿翁の病状が“ほぼ正確”に漏れた背景には、猿翁を囲う中車とそれに反発する勢力のお家騒動と見る向きもある。
実際、女性セブンの記事は中車に批判的で、猿翁の病状が悪化したのは「中車のせいだ!」と言わんばかりの内容だ。
「反対勢力は猿翁さんが亡くなった場合、新参者の中車が一族の主導権を握ることを恐れているんです。長年、絶縁状態にありましたが、昨年歌舞伎界に復帰して以降、猿翁さんをNHKの特番に出演させるなど影響力を強めていますからね。なんだかんだ言って、歌舞伎界は“血の世界”。猿翁さんの息子である中車が市川家を動かしていくのは当然なんですが、古参のお弟子さんなんかは、事あるごとに不平不満をこぼしていました」(別の梨園関係者)
つまり、女性セブンの記事は“反中車勢力”が猿翁亡き後のことを考え、今のうちに影響力を削いでおこうと意図的に流したものだというのだ。芸能界以上に魑魅魍魎が巣喰う世界といわれる歌舞伎界。役者として華やかな活躍を見せてきた香川も、面食らっているに違いない。
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