キンコン西野と鈴木おさむのツイッター騒動、PRのためのヤラセ疑惑続出?
#Twitter #キングコング #鈴木おさむ
サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。
■「Business Journal」人気記事(一部抜粋)
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キンコン西野と鈴木おさむのツイッター騒動、PRのためのヤラセ疑惑続出? – Business Journal(3月5日)
〜イエローハーツの物語〜』
(太田出版/鈴木おさむ)
日々忙しいビジネスマン&ウーマンに代わり、世に溢れるメディアの中から、知れば“絶対に”人に話したくなる報道や記事を紹介。日常でなんとなく耳にするあのニュース・情報の裏側や、テレビなどでは報じられないタブーに迫ります。
【今回ピックアップする記事】
『森三中大島 夫を中傷したキンコン西野に「全然面白くねえ!」』
(「女性セブン」<3月14日号/小学館>)
先日、炎上と言うには中途半端な規模の騒動がネット(Twitter)発信で起こったことをご存じでしょうか?
発端は、最近、相方の生活費不正受給問題で若干ほされ気味(?)のお笑いコンビ・キングコング西野亮廣が自身のTwitterで、最近はIT企業(「アメーバスマホ」などでお馴染みのサイバーエージェント)の30億円PRプロジェクトのプロデュースを行うなど、もはや放送作家の枠を超えて大活躍中の大御所放送作家・鈴木おさむにかみついたことから始まります。
女性セブンに時系列にまとめられてる記事によると、まず2月4日、西野が自身のTwitterで、鈴木氏が書いた小説『芸人交換日記』(太田出版)について、「ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね」とツイートした。
これに対し鈴木は、同じくTwitterで「僕の書いた物をいくら批判していただいてもいいですが、『都合よく乗っかる芸人』って誰のことを言ってるんですかね? この言い方は、正直悲しいです」と反論。それを見た西野は、すぐに「たしかに、おっしゃる通りです。すぎました。本当にすみません」とツイート。さらには鈴木に謝罪の手紙まで送ったと記事には書かれてます。
これで終わればなんてことない話なのですが、ここから、この問題はメディアを超えていきます。まず、毒舌芸人・有吉弘行がラジオで「(西野は)噛みつき方が下手なんだよ」とバッサリ。今度は、当事者鈴木氏の妻でお笑いコンビ森三中の大島美幸が自身の出演番組『10匹のコブタちゃん』(フジテレビ系)で、西野に対し「ふざけるな!」と猛口撃。
「旦那を悲しませた西野、お前に言ってやる。キングコング西野! お前な! 全然面白くねーんだよ!」
「(今後)もし同じことやってきたら、仕事全部キャンセルして、お前の近くの家住んで、毎日いたずらしてやる!」
「旦那が落ち込んでんだ! だったら嫁出てくるだろ。嫁が100倍怒ってやる!」
など、顔を真っ赤にして怒る大島を他の出演者がなだめる様子が放送されると、ネットでは、「旦那を守る大島さんはいい妻」とか、「奥さんに愛されてる鈴木おさむは幸せ者だ」などと、大島&鈴木夫婦を擁護する声がある一方で、西野に対する罵詈雑言が飛び交ったのは言うまでもありません。
●収録&放送スケジュールに湧く疑問
さて、この問題、大島の株が上がり、西野の株が下がり、鈴木の心の広さが印象に残り終息に向かったわけですが、私的にはどうも腑に落ちないことがいくつもあるのです。
まず、西野が最初にツイートしたのが2月4日、で大島の出演番組『10匹の〜』のオンエア日が2月18日、この間、丸2週間あるわけですが、そもそも、『10匹の〜』は生番組ではありません。ということは、収録と編集という作業が必要になります。ちなみに、この手の深夜バラエティ番組は、予算削減のため、2本撮り3本撮りは当たり前、ヘタすりゃ4本撮りを行う番組まで存在します(要は、1回の収録で2〜4週分の放送素材を収録する)。となると、2月18日分の収録がどのタイミングで行われたかが、とても重要になります。
まず、2月4日以降の収録の場合、時系列的にはつじつまが合います(ただし、この場合はほかの問題がありますが、それは後述します)。次に、この番組回が2月4日以前に収録されていたとしたら、今回の一連の騒動は完全にシナリオのあるプロレスということになります。
さて、2月4日以降の収録だった場合は、何も問題ないように思われがちですが、そもそも、この手の騒動を大きくしたい芸能事務所はあまりないと思います。つまり、できるだけ事を荒立てない方向で調整に入ると思いますから、ネットで起こったちょっとしたトラブルを、言っても地上波のテレビ番組に持ち込むなんてことはありえない。
仮に、大島が逆上して問題発言したとしても、収録番組だったら編集でカットすればいいだけの話。それをまんまオンエアするとは、事務所的にどうなんでしょう……。
ちなみに、森三中の所属事務所は「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」、キングコング西野の所属事務所も同じ、そして、『10匹の〜』の放送作家は、なんと鈴木おさむです。
もう、勘のいい方はお気付きだと思いますが、今回の一連の騒動は、すべて仕込みなのではないかと思っています。誰の発案かというと、間違いなく鈴木おさむでしょう。
最近の鈴木の動きを見てると、ネットを使った仕掛けに興味持ってるのは間違いありません。例えば、彼の手がける深夜番組『ガールズトーク』(テレビ朝日系)は、アメーバスマホのアプリと連動した、女子限定ぶっちゃけ下世話トーク番組として、ネットの中では大賑わいです。つまり、ネットと放送をさまざまな方法で融合・連動させようと試行錯誤してる最中なのではないでしょうか。
と考えると、今回の一連の騒動も、ネットと放送を炎上でつなげたテストだったのではないかと考えられるわけです。
●鈴木おさむが主導したプロレス?
その証拠に、2月18日放送の『10匹の〜』終盤には、大島が真顔で、『芸人交換日記』を映画化した『ボクたちの交換日記』(配給:ショウゲート)のPRをしっかりやっていました。ここが、鈴木おさむからの「この一連の騒動は、私が考えたプロレスですよ!」っていうメッセージだったのではないかと考えると、すべてのことが腑に落ちるのは、私だけでしょうか。
ただ、みなさんの中には、「大島・鈴木夫妻は株が上がっていいとしても、キンコン西野のメリットは何?」と思われる方もいるでしょう。しかし、現在のキンコンは、レギュラー番組がドンドンなくなって、ただでさえ低迷中なわけですから、多少のリスクはあっても名前がメディアに出るほうがいいと考える可能性は十分にあります。しかも、相手が同じ事務所の芸人なので、その辺の絡み方の調整も可能ですし。
で、結果的には批判される内容とはいえ、話題にはなりましたし、ある週刊誌には、西野が昨年ニューヨークのギャラリーで開催した絵本絵画展『Akihiro Nishino Solo Art Exhibition』の来場者が少なかったというプチ情報も付加して掲載されていました。つまり、批判記事のように見えて、多くの人に「西野がニューヨークで個展をやった」ということを知らしめることになり、PR効果としては抜群だったといえるのではないでしょうか。
ちなみに、西野が開催した個展の最終日は昨年の2月18日(現地時間)で、『10匹の〜』のオンエア日とかぶっているのは偶然なのでしょうか……。事の真相はいかに?
(文=アラキコウジ/ネタックス)
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